着物好き、洋服好きの私が今思うこと | 着付け着物ふわりとまとう ものづくり

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作られる背景にも魅力ある まとう ものづくりがライフワークの
着物も洋服も大好き♡ファッションデザイナーと着付講師の日記

東京はすごくいいお天気で昨日今日は温かい日中

また地震がありましたね。
被害に遭われましたみなさま お見舞い申し上げます。
心配していた方々は大丈夫だったようで一安心。


2014年もあとひと月ちょっと。
昨日は新月でしたね、何か願いましたか??
私のウィッシュリストはいつも見返すと叶っているように思えて
それが当たり前になっていたり、こんなことを願っていたのか?と驚いたり してます


私はとにかくこれからにワクワクしています!ラブラブ
明日は広島ですし





暮らしの手間を愛してる人たちが着物好きさんには多いと思う。
だってね、着物って扱いにも、着るのにも、手間がかかるんですね。

着るのも洋服より時間必要なのに、
脱いで、湿気飛ばして、ホコリ取って、シミないか?チェックして、畳んで、しまって
また出して着てみる。
それだけ、手間ひまかかるものです。


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その手間の時間にもクラニスムストアさんのハンガーに掛けて賞でることをしたり

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半衿を付けるおはりばこや針山にもこだわったり


ホントに乙女心のかたまりというか
手間ひまかかることを愛おしく思っている人たちだと思います。

どれも人の手によるもの。


デジタルプリントだってね人が携わるモノづくりには変わりなく
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どれも苦労をいとわない人たちに支えられて着物っていうのはあるな、と。


着姿褒められる機会が増えて、ホントに恐縮します
だって、こんなだったから
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それが業界紙に取り上げてもらえたり、
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着付け教室開講日はレッスンたくさん入っていたり。
リンク→br レッスンスケジュール



ありがたいことです。








私は他に私よりずっと着物好きで買いまくってる人もお直しして着ている人も、キレイに着られてる人も、山ほど知っているし
美しい人も、着物オタクも、呉服屋さんも、西陣の機屋さんも、問屋さんも、知ってる

そういう方々に比べたら、私は着物に関しては 特に詳しいとは思わないし、毎日着ているわけではないし、
悉皆もお財布と相談して直しているから、あまりお金もかけてない^^;
着物の催事にも疎いし、あまり着物が欲しいとは思っていない。最近はだいぶ物欲強くなりましたが。

着姿の美しさって、着付けやサイズももちろんですが、かなり持って産まれた資質にもよると思います。
元々持っている体型や着付けの理解度が高いかどうかは十人十色。
だから着方が同じがいいわけじゃないし、
同じ着物を着ても同じような着姿や似合う姿になるわけじゃない。
本当に恵まれた着物体型の人はただ着るだけで、特に何もしなくてもキレイに着れたりします。

私は元々が着物向きの体型ではなく、ある部分ではとても苦労しました。
補正がほぼ必要ない人と比べるとかなり補正で苦労して、なおかつ、身長に合わせて着物買うと余るタイプ。
着方が元々いいわけでは決してないんです。むしろ逆。

子供の頃から着物は着ることができてましたが、衿はぐずぐずになるし、着物着ると太って見えるし着姿はコンプレックス。
でも日舞してたから着ないわけにはいかないから着物着てました。
好きで着物を着たかったわけではないのです。私の場合。
思春期の反抗期には着物を着崩して、原宿の歩行者天国で遊んでいたり(今のkimono姫みたいな感じのスタイル)
専門学校の時は着物をモチーフにしてコレクション作ってみたり
いわゆる正統派着物はずっと着てませんでした。

それから京都に住み、お茶を習い、また着物を着る生活に。
すると京都という街もあり、着物にハマります。
東京に戻ってからはアパレル業界のパーティにも着物で参加するようになりました。
その頃からですね、着付けをキレイにしたいと思い出したのは。

そこから、とにかく良いと言われるものをいろいろと試しましたが、私の結論からいうと

昔ながらの着付け道具が一番!!

です。

便利グッズは対処療法であり、根本治療にはならないんですね。
どこかで歪みが出てくる。使ってもいいと思いますが、やはり、手結びで紐だけの着方が一番好きです。


これはアンティークを紐だけで着ています

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この左下は便利グッズ多用している頃


なんで?私はこんなぐずぐずになるんだろ?とずっと思ってました
お茶の先生が良いという着付け道具を一式買い
ネットで良いと言われる襦袢を買い
投資した時間もお金もかなりだったかも…

着物と身体との真剣な取り組みも始まり、今の着付けのレッスン内容にも活きています。


季節によって自分が太ったり痩せたりするのが着物ってよく分かりますσ(^_^;)
一時とても太りまして、、、今より10㎏くらい太ってたのですわ。。。京都時代。
ミセスか海外向けの服作ってたから自分が大きくなっても着られる服だったので、安心しきってまして。。。。えええ、とても食べてました。京都の美味しいもん。

で、東京に戻ってヤングカジュアル作り始めると、着れないわけです。

この経験の中でとても心が動いたのを今になって分かります。

フィッティングも自分でできるほどに体型戻ったけど、太り過ぎることへのプレッシャーが大きい。
私が決めたカタチで何千枚何万枚という服が生産されて、カタチが悪いと売れ残るんです。売れ残ることへの不安や恐怖が常にあった。
だから、私はある程度7~9号体型でいないといけなかったんですね。

今年いっぱいでアパレルの仕事を辞めようとしていますが、すごい楽になってしまって(笑)
なんでも食べてます!
そして、どれも美味しいの!!
それで、ただいま少し太ってきてます。あくまでも自分比。

2014年12月10日追記
やはり仕事辞めませんのでみなさまよろしくお願いします!!


でもそれってとても精神的なこととも結びついてます!
自分の体型や理想とする姿とどう違うか?をそのまま受け入れる。
どうつきあっていくか、これが着付けではすごく大事。
はたまた状況やストレスの原因や、環境も、過去の含めまるっと自分も全て、しかり。


無い物ねだりはやめましょう。


そこから選択が始まります。


溢れる情報や選択肢の中で、今たどり着いている着付け方法はホントにシンプルです。

シンプルだからこそ、養うべきは見方だと思ってます。
私もたくさんいろいろな方々から教えていただいての今の着方の選択なので、
今このときに、私から役立つ情報やシェアできる選択肢があるのならば、
出し惜しみしてませんので、レッスンお越しくださいませ。

ニーズがあり私が持っているものであげられるものは
シェアしようと思いました。今のうちに。

なぜこんなことを書こうと思ったか、、、


先日のりおさんのレッスンで
講師といえども学びたいとお越しくださるからには勇気いっただろうな~と
で、私がどうやって見ているか?デザイン的思考にご興味を持っていただいてるんだと実感しました。

そこでここのところずっと考えていたのでが、マイサイズワークショップは来年は進展ある予定。
そう新しいレッスンメニューも考えたいところ。
でも時間が割とない人なので…なかなか。
では、既存レッスンの中でりおさんにも受けていただけるものは?と

「百聞は一見にしかず。」
実際にポイントレッスンを受けてもらっちゃおうと。にひひ
一時間でスパーン!と言われていたので
その後は中級コースで着付けレッスンに通っていただいてます。


私の着付け方法が絶対正しいとも思わないし、ありふれた着方かもしれないし、
着付け教室は山ほどある中で
講師に教えてるなんて、おこがましいかとも思い
りおさんの初回のポイントレッスンの後で何度か心に聞いてみましたが
自分のおごりでもうぬぼれでも自慢でもなかったので、
私から習わなくてもたくさんの情報も教室も先生もあるけど、
ニーズがあり、喜んで役立ててくれる方がいるなら、私のフィルターを通しての
HOW TO 着姿の見方 があってもいいかなと。

一応私がしている着付けのベースは、
鞠小路スタイルのちい先生に教わって目からウロコが出た着付け方法が元だし、
着付けも一応3歳の頃から長い間、着せ付けは母や先生や美容師さんにされてきたし
小学生から自分で着てたし、身体大きくなると着物を仕立て替えるということを実体験でしてきている。
身体と着物の関係は成長期も味わってまして、ここにきて加齢での身体の変化なのかな?それも感じてます。


など、たいした経歴でもないしや取り立てて着物体型でもないですし
着物だけ!に こだわりを持ってるわけではないけど、
ベースに着物を着て育ってきた環境やファッションデザインの知識やパターンメイキングのテクニックがあり、経験しているわけで、
仕事として毎日の事なので、私の引き出しから役立つことがあればヒントにしてもらえればいいかなと。


そんなことをマイサイズワークショップや
ポイントレッスンでシェアさせていただいてます。





私よりキレイに着られてて、いい着物を着ている人はたーくさんいるけど、
私ほど洋服も着物も好きで仕事にしてる人はあまりいないかもとも。
ただ好きなことしてるだけかもしれないですけどねwにひひ
そんな好きでしていることもウィッシュリストを見返すと叶ってることだったりもしますからアップ



とても長くなっちゃった^^;
告知こちら!!

http://ameblo.jp/colorsofmami/entry-11953053407.html