神と呼ばれるもの | COLORS ◆自分の生き方は自分で選びたいもんだし◆
神  って言ってもねぇ。

全く根拠はない話です。

根拠はないけど『ない』という根拠もありません。

だから結論もないし、真偽も出る事はないと思われます。

私自身は若いころから神なんか全く信じないどころか
そんな事を真剣に考えたことなんてありませんでした。
無宗教だし神を現実に感じるなんてない生活ですから。

じゃぁ今感じるのかといえば感じません。
見えません。
これから感じると思う根拠もありません。

しかしです。
そうやって考えあぐねてみたり否定してみたり
することがすでにもっと大きな存在からは
お見通しなんじゃないかと思ったりする時期があったんです。

20代の半ばで務めていた会社の女専務が
私にある書籍を貸してくれました。
『アガスティアの葉』
これは結構いろんな方面で有名になった本ですから
知っている人も多いだろうしその結果、
片笑いのもとにもなる厄介な(?)一冊です。

多分読んだ人はどちらかに分類されると思います。
『あほらし。ないわ。こんなん。』
と、単純にあり得ないと現実的に割り切るか、
『ちょっと。こゆのが万が一あるなら生きる意味って何?』
と、全てを一度振り返って考え直してみる時間を創ってしまうか。

私は後者でした。
思いがけなくて衝撃過ぎて一歩も進めなくなりました。
まずびっくりしたんですよ。
内容やジャンルを全く知らずに読んだので余計だったんですが。

あまりにもドライで現実的すぎる生活を送っている
自分に疲れているのか・・・?
と何度も自分の思考回路を自分で確認したりする程、
余りにもこれまでと違った風が吹き込んでしまった事実に
困惑と恐れすら感じた衝撃の一冊でした。

否定出来ればそのままで済んだはずですが、
否定する気になれなくて困ったもんでした。

知らない方におおまかに説明すると、
ある神様が太古の昔に人の人生全てを葉っぱに書き出し
保存してあるというのです。
そこには両親の名、付けられた名、出生時期、どんな仕事に就き
誰と結婚し、どんな人生を歩み、いつ死ぬのか。
そんな膨大な人数の葉がかい?って私も思ったんですが
どうもそれを読みに来る人の数しかないとのこと。
そこまでたどりつける人の数は限られているらしいのです。

この書籍に関しては信じる信じないがあるし、
これに対しての暴露本的な真っ向否定派の書籍も出ました。
私もそれを読みましたが、それでも何故か引っかかる。

『ない根拠もない』のではないのか。。
『いや、逆に私の頭がおかしくなった』のではないのか。。

実際にはそんな葉っぱ読ませ詐欺がインドでは横行しており、
真偽がどうか以前に詐欺に引っ掛かって残念な『嘘』判定を
下さざるを得ない環境にもあるそうです。

しかしそういった人間臭い詐欺事件やらの
レベルをちょっと考慮してみて考えたとしても、
うーん。。すごく莫大な大きさの何らかの意思の元に
ここに生かされている感も否めないな・・・
と思うようになってきたのですよね。

関連した書籍も色々と読んだりしたんですが、
どうも説明のつかない不思議な事が多すぎる。
そこで全ての説明がつくならやっぱりこんな話は
作り話か金儲けの手段かなーって思えるんですけれど。

目に見える物。
説明のつく現実。
そこを外れた事柄に対してこれはインチキだと
検証するのはある種、自分の理性を保守するのと
同じ原理だと考えますが、
それが検証できない程の理解不能を超えた時に
いっそそのまま素直に受け止めて見たら
どんな風に見えるんだろうかと真剣に考えたのです。

もし全てが神の懐で遊ばれている魂なのだとしたら。
もし全てが神の元で気づきを教えられている存在なのだとしたら。

何度も繰り返し生かされている様な気がする、
この何とも言えない説明すらできないこの感覚を
自分の中にちゃんと根付かせてあげていいのかも知れないなぁと
その頃はっきり感じたのを覚えています。

そこから神とはなんぞ?という視点から
色々興味を持ち始めて、現実的な宗教に関わる事や
神話なんかも好きになりました。
宗教と神話が綺麗に調和してるヒンズー教は
何処を取っても美しいのですよねぇ。
それに日本神話もこれまた素晴らしく浸れる世界です。
大人になってから古事記の解説書を何冊も買いました。

また神話の考察もしますです翼

COLORS ◆自分の生き方は自分で選びたいもんだし◆-クリシュナ