うちの主人は説明書とか企画書とか資料をきちんと読むことは割かし出来る人なんですが、ある部分においては、ビックリするくらい国語力がありません。
それが如実に現れるのが映画です。
土曜日は子供たちが学校なので、最近は夫婦でよく出かけます。
先週末は映画を見に行ったんです。
こちらの映画はAIと人間の共存が描かれてて、人類の英知では太刀打ちできない知能を持っているAIなのに戦うところは、結局アナログなんだな、とか突っ込みどころは多々あるんですが、母的にはこちらの映画、なかなか面白かったんです。
ただのSFではなく、登場人物たちの心情も描かれていて、後半は涙したりもしました。(歳のせいか涙もろい)
映画を観終わって「今までの人生で見てきた映画でどれくらいのレベルだった?」と聞かれたので『結構上位だったよ』と答えたことろ『うそやろ?全く意味わからなかった』と言われました。
全く意味が分からない!?
そっちこそ嘘だよね?字幕読んでた?
寝てたわけでもないし、要所要所のKeyとなるところやセリフは覚えてるんです。
でも映画って言動に伏線があって、それを元にあーだからこういう展開になったんだな的な答え合わせがあると思うんですけど、そこは悉く間違った解釈するわでピンときてませんでした。
想像力が欠落してるんです。
ズバリを言わないと分からないみたいなんです。
そう言えば息子も国語でズバリの答えが書いてない難易度が高い物語は苦手でした。
説明している時に『どこにそんなこと書いてる?』とよく言っていて、その言動に隠れている作者のメッセージを全く読み取れてませんでした。
これが理系の人の特徴なんでしょうか。
勝手に想像しないから、逆に書いてあることは正しく読み取れるんですよね。