皆様・・・

もっと楽し気な話題を語りたいところですが・・・。

表題について、塗料・溶剤関連に関わる、一末端の営業マンのつぶやきといいますか・・・

 

忘れもしません。3月後半の3連休明け。連休前の週末までは、まあ、多少、中東のきな臭い話題は世間に漂っていて、「また、石油製品の値が上がってくるだろうね・・」

くらいの、まだまだ先の事・・・という認識だったのです。

それが・・・・

「シンナーを注文したけど製造停止?」

私の勤務する営業所以外の拠点や本社から、なにやら不穏な情報が入り始める。

「なんで?そんなバカな!」

それこそ全社一丸となって情報収集を始めてみると、その時は、原材料の枯渇を恐れての出荷制限。モノによっては本当に枯渇して製造できない・・との話が伝わってきて・・。

 

「これは困ったゾ!!」

さらに色々な取り引きメーカーに確認を取ると

「へ?ウチはそんな指示来てないよ」

と、呑気な返事をされる担当者もちらほら・・・

イチかバチか!そういうメーカーにダメモトで注文書を送って・・・・が最後の足搔きだったようで・・。

日に日に状況は悪くなり、呑気だったメーカー担当者も次の日から声色を変えて

「ダメです。ウチも製造できないみたい」

 

刻々と変わる情勢の変化に翻弄され、もう何ヶ月も対応に追われていたような気がしますが、業界の急変からまだ、半月しか経っていない・・・

 

原材料をほぼ輸入に頼っている我々の業界なので、世界の情勢が色濃く反映されるのは承知の上なのですが・・・。

通常、様々な条件で価格が上がっていく場合、ある程度の猶予(2~3か月)があって、メーカーと我々商社の間で価格交渉。必要とあれば、ある程度の在庫を商社で確保し、お客様への周知伝達~期日設定し、そこからの価格改定・・。

これが普通の流れになるのですが・・・・

 

「全く準備する時間がなかった・・・」

ネット記事のインタビューで、同業業界関係者の言葉が全てを言い表すといいますか・・。

日々、過剰な在庫は持たずに、いかに商品を回転させ利益を得ていくか?頭を悩ませて仕事をしている私達。当然、余分な在庫など持っているハズもなく・・・この事態に陥っても

「通常在庫あるのみ・・」

これは、呆然とせざるをえません・・・。

 

この業界に入って随分長く働いてきましたが、今回のような事態は初めてです。

思い起こせば、「コロナ禍」もあって、あの時もそれは呆然としましたが、幸いにも業界的には、お客様が野外での仕事中心で、その現場への材料提供ということもあり、さほど仕事的には影響がありませんでした。

しかし、今回、滞っているものが我々の販売アイテムに直結する石油原材料・・・・まさに急激速攻直撃打撃の有様・・

 

しかしなんとまあ、世界はこんなにも密接に連動しているものか・・・と痛感。島国日本。石油製品は中東からの輸入に頼らなければままならない。今までがいかに平和で順調だったか?思い知らされるこの頃です。

 

いつか、「あの時は大変だったねえ~~(^^;」と笑って話せる日々が来るとは思うものの・・・どうなることやら・・

 

駄文にお付き合い頂きありがとうございます。

次回こそはもっと、パッと明るい話題で語りたいと思っています。では、皆さん、それまでしばし・・・。