こんにちは。スウェーデン夫がおりますSawaです。
先日の女子会(→梅田KICHIRI女子会)でとっても興味深い体験をしたので、今日はそんなお話しをしたいと思います。
集まったのはパキスタン、インドネシア、チュニジア、イラン、スウェーデン夫を持つ5人のメンバーだったんですが、なんと4人のパートナーさんがイスラム教徒だったんです。
我が家のスウェーデン人はキリスト教徒ですが、普段の生活で宗教をあまり意識することはありません。
強いてあげれば、食事前、少し天を見上げてからお祈りをして、胸の前で十字を切る。
その横で私は両手を合わせて「いただきます」ポーズをしてから食べ始めるくらいでしょうか
私自身は聞かれれば「仏教徒」と答えるものの、典型的な「八百万の神」頼り、
困ったときのフレーズは
「あぁ、神様、仏様、〇〇様・・・」
(ちなみに〇〇って何が入るんでしょう? 私は「八百万の神様」なんですが)
そんな風に生活の中で宗教を意識することのない私にとって、イスラム教はとっても謎めいた神秘的なイメージです。
「結婚したらイスラム教に改宗するの?」
「改宗しないと結婚できへんから、改宗してる。はじめは抵抗あったけど。」
「うちはソフトムスリムで、あまり厳格ではないんだけど。私自身がもっとイスラム教のことを知ってから、改宗しようかどうか考えてる。」
「そうそう。改宗したから、イスラム教の名前があるんだけど、自分で合わないと思ったら別の名前に変えてもいいねん。」
「シーア派とスンニ派があって、うちは少数派だから、日本に聖職者も少ないねん。ま、改宗手続きは30分で終わったけど。」
「ムスリムでよく耳にするのは豚肉は食べちゃダメよね?」
「そうそう。日本食って、何気に豚の料理多いから、結構面倒やねん。」
「え?そうなん?」
「豚まん、ぎょうざ、酢豚、生姜焼き、角煮、しゃぶしゃぶ、それにラーメン・・・。」
「ホント。意識してなかったけど、結構メニュー制限されるから、献立大変そう。」
「毎日、牛肉って訳にいかないから、鶏料理が多くなるわ~。」
「実はうちの旦那さん、ぎょうざが大好物なんだけど、豚肉使ってるって教えてないねん。薄々は気づいてると思うけど、知ってしまったら食べられなくなるし。」
「うちも厳格じゃないから、まあまあ大丈夫なんやけど・・・実際、和食だって、調味料のお酒やみりんもアルコールだし、そんなんゆったら食べるものなくなる。」
「ラマダン(断食)って大変そう。」
「私、結婚して改宗したものの、断食って特に夏場は水も飲めなくて辛くて、結婚生活も続けれないかも、って思ってた時にYさんの言葉に救われてん。」
「Yさんが、そんなん、全部付き合ってられへん、って。それ聞いたときに、あ、ほんまや、無理してすることじゃないんや~、って思って、すごく気が楽になってん。こうやってイスラム教のことを話せる仲間がいて、ホントに有難いわ~」
ラマダンの時でも、パートナーさんを気遣ってニコニコしているMさんが、そんな思いをしていたなんて・・・国際結婚では宗教が違うと大変だと言いますが、色んな事を乗り越えて、今の二人がいるんだなぁ~と、じ~ん
「でもイスラム教って、すごく親を大事にするから、旦那さんはウチの両親も大事にしてくれるねん。私もすごい教えられることが多いねん。イスラム教の人と結婚したからこそやと思う。」
日本では宗教と政治の話はするな、と言いますが、知らないからこそ誤解している
ことが沢山あると思うんです。
COLORSのメンバーと話していると、自然にそんな話ができる。
そう、宗教が違うから仲良くなれないことはない!
こんな風に、世界中の人と身近なことからお互いを知っていける機会が増えたらいいなぁ~。
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