色々考えるのです。

色々な事が過去のことになっていく中で、色んな感情を押し潰し、

多くの言動が自分の意思ではなくなっていく中で、物事を考えることも出来なくなり、

考えることさえも疲れるようになっていった離婚までの特に4、5年間。

 

どうして、そんな風になってしまったのだろう?

もう考えたり思い出しても仕方がないことなのかもしれないけど、

自分に起きたことを、きちんと把握したくて、安全を確保できた今、

ようやく過去を遡り、分析してみるのです。

 

こんな風に、マインドコントロールされた自分が悪いんだ。

自分のパワーを譲り渡してしまった自分にも責任があるんだ。

 

性被害者が自分を責めるように、自分を責めてしまうこともあった。

子供達に悲しい思いをさせてしまったのは、全て私のせいだったのではないか?

私さえが、今まで通り我慢していれば、子供達がせめて高校を卒業するまでは

我慢できていれば、子供達も楽しく過ごせたのではないか?

 

子供が産まれて仲良くなったママ友に言わせれば、私は、いつも夫の愚痴や

喧嘩内容を話す時、決まって最後には、「私も悪いんだけどね」と付け加えていたらしい。

 

私の中に、ずっとあった罪悪感。

 

いつからだったか、彼が私に話す口調や内容が、私を責めていることに気がついた。

それから、私はそのように話す彼に「私を責めるのをやめてくれる?まずは、責めないで!改善して欲しいことは、普通に話して。」

そのように話す度に、そのように注意した。

 

でもすぐに彼は、「僕は、責めいないよ!?それは、自分の捉え方であって、被害妄想じゃないか?」「そんな風に言われると、もう僕は君に何も言えなくなる!」「何か言えば、すぐに責められていると感じるなら、何か言うのにすごく気を遣うんだけど!?」

 

責めないで!ということを責められた。真顔

自分が正しいんだもの、そりゃ、責められたら責め返すよね滝汗

 

遠くの親戚に会いに行った時も、毎日毎日親戚と朝昼晩を一緒に過ごし、

ある晩、とても疲れて具合が悪いので、今夜は夕飯も食べたくないから

ホテルで寝ているわ。と言うと、

「嘘でしょ?これは、家族旅行だよ?え!?じゃ、何?夕飯来ないんだ!?」

と責められた。

 

ダカラ、グアイガ ワルインダッテバ真顔

 

産後2ヶ月も経っておらず、まだ体調が悪いので、sexを断ると

「具合が悪いのは、言い訳だ!sexが夫婦の関係を保つのにどれだけ大切か分かっているいるのか?信じられない!」とまた責められる。

 

自分の思い通りにいかないと、私に罪悪感を抱かせる。

自分が、そうして欲しいんだ、とか自分がそうしたいんだ、とは言わずに

そうする事が普通で、それを拒む君の言動は異常だ!と。

 

無茶苦茶だった。

今考えれば、そんな訳ないじゃん。と言うことも、すごい所から理由を引っ張ってきて

正論付ける。

 

正確に言えば、言われている時だって、無茶苦茶だと思っていた。

ただ、それに反論すれば、更に話は複雑になっていくし、面倒くさいから

それなら言われるままにした方が、楽だと言うことに気がついた。

 

責めて罪悪感を抱かせることで、私をコントロールしていった。

 

普通に考えて、それは、違う。それは、あなたが間違っている、と言うことでも

彼にかかれば、彼が正しいのだ。

 

始まると永遠に責めらる。

関係ないあれやこれやを持ち出して、たったの数分で終わる内容が30分以上続く。

うっかり口答えしようものなら、1、2時間にもなる。

 

本当に嫌だった。私がどれだけ間違っていて、私のせいで彼がどれだけ惨めな人生を

歩んでいるかを永遠と聞かされるのが。

始まった!と思ったら、肩をすくめて、目をなるべくそらし、うん、うん、と相槌を打つ。

時には、涙を流してみたり。本当に申し訳ない。と体を使って表現する。

 

本当に、ごめんなさい。感謝してます。

 

これを言えば、5分で終わる。

思っていなくても、毎回私が悪かった。ごめんなさい。

と言い続けると、不思議と感情も罪悪感でいっぱいになってくる。

 

彼が、私を責めてくるのが空気で分かるようになる。

始まる!と思うと、不思議と罪悪感が湧いてくる。

 

責められている時の私は、どこにも逃げ場がなく、とても小さな子供になったような

感覚だった。

 

責めて罪悪感を抱かせ、それを執念深く行うことで、パワーを奪いコントロールする。

私以外の誰かを、彼はコントロールしたりしない。

私以外の人に、そんな風に接したりしない。それが、自分の親や兄弟であっても。

 

彼がそんなことをするのは、ターゲットになった私にだけだった。

どんな手を使っても、ターゲットを自分の思うようにコントロールする。

その一つが、罪悪感を抱かせると言う方法だった。

 

もうね、誰かに責められるのは、一生こりごり。

と言うほど、一生分ずーっと色んな事で責められました。

本当、気分が悪い。ゲロー