先日、ノンフィクションの拒食症のビデオを見ました。

 

この中で、拒食症には3つのタイプがあることを紹介していました。

一つ目は、制限なく食べてしまうタイプ。二つ目は、食べて吐くタイプ。

三つ目は、制限するタイプ。

 

このビデオにでてくる恵さんは、三つ目のタイプで食べる量や食べ方を制限し

23kgまで痩せても尚痩せたいと思ってダイエットして、しまいには

臓器や脳が萎縮してしまった人の話し。

 

この話しを見て、もしや、私は拒食症だったのかもしれない。と思いました。

私は、ここまで痩せたことはないけど、マインドは恵さんと似ていました。

 

身長154㎝の私は、元々太るタイプではなかったし、太ってもすぐに痩せれるタイプだった。20代になってから自分の体重を気にするようになってからは、

44kgより太ってはダメとルールを決め、500gでも増えることを許さなかった。

39kgまで落ちた時は、最高に嬉しかった。

 

30代になると、渡米したこともあり体重が増えた。

アメリカの食事の量や、甘いお菓子にも慣れあっという間に太ってしまった。

と言っても49kg。

44㎏ルールの私としては、もう消えてなくなってしまいたかった。

 

その頃に出会ったのが、アーユルヴェーダで、アーユルヴェーダのドクターに

私の体質だったら、朝食を抜くのがいい。しかも、あっという間に体重が

減るよ。と言われ、健康目的で始めた朝食抜きが、本当にあっという間に

体重が落ちた。

 

しばらくすると、落ちたはずの体重が戻ってきた。

朝食抜いているのに、なぜ?

 

その時、1日1食が体に良い!と言う記事を目にする。

きっとこれだ!と、1日1食にする。

それから、また体重は落ちるが、ある時にまた体重が増え出す。

 

渡米してからよく病気をするようになったのもあって、健康オタクにはしるが、

健康オタクと称しながら、頭にあったのはいつも体重を減らすことだけ。

食事の回数を減らしながら、食べる物も制限していった。

 

肉を完全に省き、魚と卵は週に1回だけ。フルーツやサラダから先に食べ、

ご飯は1日1回。食べる量には細心の注意を払い、後一口食べるかどうかを

いつも悩んだ。

 

食べ終わると毎食後、食べ過ぎてしまったのではないか、最後の一口が

いらなかったのではないか?と後悔し、罪悪感に溢れた。

2人目の子供の断乳が終わると待ってました!と言わんばかりに

2週間レモネードだけを飲むレモネードダイエットを開始。

 

ただでさえ栄養が足りていない体に、2週間の断食なんて。。。。

 

はっきり覚えているのは、そのあたりから、頭がすっきりとしなくなった。

食べてないのに、どんどん痩せずらい体になっていくし、体力が落ちた。

 

いつも食事中は、食べ過ぎなのではないか?太るのではないか?

と、食べること自体楽しめず、食べる量を制限することに目を光らせていた。

外食すれば、慎重にメニューを選ばなくてはいけなかった。

 

いつまで、こんな生活が続くんだ。。。

いつになったら、罪悪感なく食事を心ゆくまで食べて、

美味しかった〜!と楽しく食事ができるんだろう?

そんなことをいつも思っていた。

 

その後、キネシオロジーで食への信念体系やトラウマを調整し、

体が欲しがるものを食べる!頭で考えて食べるのではなく、体に

何が食べたいかを聞いて食べていく!というのに切り替えました。

 

最初の2週間は、信じられない量を食べたし、10年以上食べていなかった

肉を食べまくりました。

食べても罪悪感はわかず、美味しかった〜!と幸福になれるようになった。

 

やめていた朝食も、体が欲していたら食べるし、必要じゃなかったら

食べないし。

 

そして、体重は、かつてないほど増えました。

妊娠中でもその体重にはいかなかったほどに増えました。

以前の私だったら、50㎏を超えるくらないら死んだほうがまし!

だったけど、今は、そうでない自分を大いに褒めたいと思う(笑)。

 

間違ったダイエットの仕方で、筋肉は落ち痩せずらい体になってしまった。

今は、体力を戻したいのもあるし、健康的に自分にあった体に戻すために

走り始めました。

 

食べる=太る  太る=自分はだめ こんな信念体系持っていませんか?

では、なぜこのような信念体系ができてしまったのか?

そのへんを掘り下げて、また書いてみようと思います。

 

拒食症の恐ろしさ、もしくは、似たようなマインドを持っている人は

是非見てみてね。↓