【色のお話】蓬色
カラーコンサルタント
満月まい(みつづきまい)です
夕方、お友達が
手作りのよもぎあんぱんを届けてくれました
早速、夕飯に食べました
(求肥入りです)
冷凍もしたので好きな時に食べます
そんなよもぎ『蓬色』(よもぎいろ)は色の1つです
蓬の葉の色のような『やや青味の緑』です
襲の色目では
夏の衣装に用いられ、表は淡萌黄(うすもえぎ)、裏は濃萌黄(こきもえぎ)とされています
公家たちは季節季節で色彩を暮らしの中で楽しみました
「かさねいろめ」と呼ばれる色彩コーディネートには3種類あります
①重色目
表の色と裏の色の組み合わせ。当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となりました
②襲色目
いわゆる十二単のような重ね着で、重なる色彩のグラデーションを楽しむものです
②織りによるかさね色目
反物を織る段階で縦糸と横糸の色を変え、玉虫色の色彩を楽しみました
萌木は萌黄とも書きます
『新緑の色』で明るいグリーンです
蓬は食用にもなりますし
「お灸」の艾(もぐさ=もよぐさ)にも使えます
芳香が清々しいと身近で愛されていた植物です
今日はよもぎぱんを頂いたので『蓬色』のお話でした
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