レンタルで借りた。


   DVDで両面の長編だ。ドキュメンターリ風の製作が良い雰囲気を醸し出していた。ケネディーの暗殺の犯人背景には、諸説があってはっきりしない。それをトンデモ説に基づいたトンデモ映画にならないように作るのは大変だ。


    いままでは、いつもの食わず嫌いでなかなか手に出さずにいたのだが、観たら意外と面白くて大当たりといった映画だった。


   主人公は真相の究明に燃える検事で、さまざまな捜査妨害やマスコミ・世間の無理解とも闘わなければならなくなる。検事の家族、特に妻は仕事に打ち込むあまり家族をないがしろにする夫に不満をぶちまける。そっちのほうも別の面で物語の緊張感を高めている。


   また、年60代のアメリカ南部の描写が気に入った。判事の服装・家のつくり、黒人のメイドがまさに南部と云う感じで良い。


   物語の最後の見せ場で、検事が裁判の最終弁論で切々と訴える弁論が胸に染み渡った。