黄色で空を書いたらダメ? | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

おはようございます。

こどもの五感力と表現力を育てるピカソプロジェクトの脇田真紀子です。


もし、こどもが黄色で空を描いたら、どう思いますか?

空は青で書くのが普通ですよね。

…でも、それ、ねば親です。
空は青で描かねば。

こどものセンスは、「心が動いたことにフォーカス」するという、大きな特徴があります。
要は、五感でキャッチした情報のうち、
一番深く心に残ったことを強調して描く
のです。


だから例えば、こんな空を見たら…

{7844FC16-5B57-4F85-9F90-DE7252556F4E:01}

空を黄色で描きます。


黄色を発見できたことが嬉しいから。
黄色い空が
自分の五感のキャッチした情報のうち
一番心に残ったから。

もしそこで、
空は青で描かなくちゃダメよ。
ってオトナに言われたら、どんな気持ちになるでしょう?

大人は、知識をベースに物事を判断する能力にたけています。
だからこそ、要注意。

こどもの五感が動いている大切な瞬間を
悪意なく、否定してしまうことがあるのです。

私はカラーリストなので、
色彩心理についてはもちろん知識はありますし、相談もされます。

でも最初は、色彩心理にまどわされることなく
こどもの五感を一緒に感じてみましょう。

こどもの五感を、私たちも楽しんでみるといいですね。