伊豆諸島はいずれも火山の隆起で生まれております。
もちろん八丈島も同じ。

ふもとにヘゴの森が広がる東山(三原山)の方が3万年、
八丈富士の西山の方が1万5千年くらい前にできたようです。

三原山の方が年上なので、
すでに木も生い茂り、川が流れております。

一方の八丈富士は若いので、
全般に背の高い木は少なく、
まだ溶岩礫がゴロゴロしてますし、
川もありません。

面白いですね~爆笑

八丈富士の登山道は大半が階段です。




手すりのあるところで休憩中バナナ




ときどき穴が掘ってあります。


階段だの穴だの、というのは、
水の通り道のために作ってあるのだそうです。
まだ、山が若いので、
雨が降っても地中に染み込まずに、
山肌を水が流れてしまうので、
通り道を作ったのですねー。

で、山頂に行くと、
今度は溶岩流が冷えるときにできた洞があります。

足を踏み外さないように気を付けないと!



こんな大きいのもあります。






↑海が見えます波


足元は溶岩礫で滑りやすいです。
ズルッといきそう。








溶岩が雨に濡れて真ん丸になってしまったもののエリアに当たると、
かなりズルズル滑ります。



隆起してできた島なので
固有種が多いです。


左上は腹痛にきくといわれるセンブリ。

真ん中上、イズノシマ ダイモンジソウ。
花びらが1枚だけ細長いの。

右下、シマホタルブクロ

左下、八丈コゴメグサ。ここにしかないそうです。

あとは、名前を聞いたけど忘れちゃったので、
またいつか(笑)


虫も少なくて。
基本、鳥にくっついてくるわけですから、
そんなに大きい虫は入ってこなかったのでしょうね。

蜂か!と思ったらアブでした(左)。
花粉まみれ(笑)


山頂でてんとう虫!(右)
風に飛ばされてきた?

真ん中のは蜜蜂!ハチ
最近、養蜂を始めた方がいらっしゃるそうです。

山の上の楽しい世界キラキラ