【さぬきうどん食文化大使になりました】

さぬきうどんと言えば、もっちもちでコシの強いうどんと甘~いイリコだし。
っていうか、関東に来てから初めて柔らかくてしょっぱいうどんを食べたような気がする・・・。


先日、日本フードアナリスト協会主催のさぬきうどんの文化を広める「さぬきうどん食文化大使セミナー」を受講しました。

当たり前すぎて気に留めたこともなかったですが、
さぬきうどんは「手打ち」が大前提です。
手打ち職人の技術によって、あのさぬきうどん独特の「コシ」や「つや」が出ているのですね。

今回のセミナーでは「本格手打 もり家」の森田社長がその場で実演してくださり、それをいただくという贅沢を味わいました♪ 
本格手打ち もり家 → ☆☆☆


まずは麺だけを。


うわあ!甘い~♪
小麦の甘い香りがものすごく美味しい!

さぬきうどんの4大要素、「小麦」「水」「塩」「イリコ」
讃岐地方は典型的な瀬戸内気候。
温暖で雨が少ないため、雨が苦手な小麦の生産に向いているのです。

そして、この気候のおかげで塩田も盛ん。

また、水が少ないために地下水を利用しています。
この地下水はカルシウムやマグネシウムが少ない軟水で、グルテンを引き出しアミノ酸を抽出しやすいためうどん作りにうってつけなのです。

そして、イリコ!
小島が無数に浮かぶ瀬戸内海。
その地の利を生かし、「伊吹島」はイリコ製造に150年以上の歴史を持っています。
どの漁場からも近い伊吹島で、水揚げから30分以内に茹で・冷却・乾燥を行うので、鮮度とうま味が格段に違うのです。

そのイリコだしといただくさぬきうどんは、もちろん最高!
すだちと生姜でキリッと締めると、小麦の甘みが引き立ちますね。

もり家の森田社長と♪


当然ですが、手打ちの技術は奥深く、一通りの工程をできるようになるまで3年。満足できるものになるまで10年かかるのです。
香川県内でも熟練した職人による手打ちの店はさぬきうどん店全体の1割程度。
その中でももり家さんは伝統を守り切磋琢磨を続ける先任者です。

お土産にいただいた、森田社長お手ずから打ってくださったうどん。


素人が茹でてもちゃんとエッジが立ってます(≧▽≦)
小麦の甘い香り、もっちもちの歯ごたえ。
だんなはんも娘も「うわぁ、これ美味しいね~!」と感嘆の声を上げました♪
ごちそうさまでした♪

通販でも購入できるので、また近々いただきま~す^^v