世界伝説妖精と魔法の国の旅塗り絵ブックより『バルセロスの雄鶏ガロ』。
※2022年4月完成。
ポルトガルの幸せのシンボルです。
雄鶏ガロの伝説にはこのようなお話があります。
昔、バルセロスの小さな宿から銀貨が盗まれました。
容疑をかけられた無実の青年が、裁判官の食卓に並んでいた雄鶏の丸焼きを指差して「私が無実なら、この雄鶏の丸焼きが鳴くでしょう」と言いました。
処刑されるその瞬間、雄鶏の丸焼きは鳴いたのです。
こうして青年は処刑から解放されました。
今一番願いたい幸せ・・・色々ありますが、大きなスケールで考えると、やっぱりウクライナ情勢かな。
悲しい戦争から早く解放されて、元の幸せな生活を少しずつ取り戻してほしい・・・そんな願いを込めて、ウクライナカラー🇺🇦で着色してみました。
背景に使用した色鉛筆は、娘から「短くなったからもう使えない」と譲り受けたもの。
トンボNQです。
限界まで使ってあげようと、頑張った結果がこちら。
▲約2cm!最後はシャープナーを使えず、カッターナイフで削りました。
こんなに短くなるまで色鉛筆を使ったのは初めてです。
雄鶏や周りの花などは、色辞典とポリクロモスの合わせ技で。
ポリクロモスはパステルカラーが少ない為、ハイライト部分は色辞典に頑張ってもらいました。
こだわりポイントは、ハート部分をジュエリー風に塗ってみたこと。
ネットで写真を見る限り、雄鶏ガロのハートはペイントだと思うのですが、少し遊び心があった方が楽しいので。
周りも金属感を出すように塗ってみました。
色鉛筆、特にポリクロモスはバラでの補充が難しく、短くなるのが怖くて遠慮がちにちまちま使っていますが、最後まで使ってもらえる方が色鉛筆にとって本望だと思うので(←色鉛筆でもないくせに偉そうに、笑)、惜しみなく使っていこうと思います。