クラリネットエピソード~nao~④①です
クラリネットとNAO④⓪
それまで行っていた、大学主催のコンサートや、外部のコンサートは、運営してくださる方がいたので、演奏以外は全てサポートしていただいていました。
大学3年生の終わりに、
よし、私たちも自主コンサートを開こう!という話になり、
そこではじめて
めぐ、みき、さゆり、私の四人でコンサートを開きます。
グループ名は
La Chat Libre。
自由で気ままな猫という意味です。
それまで自分たちの事を
My Way Clarinetsと名付けていました。(これも自由人という意味をこめて。笑)
遊んだり、旅行に行ったり、クラリネットや音楽の話を話したりする仲間なんですが、なんせ自分の意思がはっきりした人たちの集まりだったので、群れない。1人行動だいすきなところが名前由来です。
そして私とさゆりは新潟に免許合宿に行ったりしてたもんだから
コンサートまでバタバタ。
自主コンサートという事で、
ホールをおさえたり、選曲、演出、プログラムやチケット制作、集客、などなどやらなくちゃいけない事が沢山。
グループ名のLa Chat Libreは猫がモチーフだったので、
美大に通っていた私の弟に頼んでプログラムにも黒猫を書いてもらったり、
衣装も黒という色を統一させ、
首には赤いリボンのチョーカーを付けたり。(これはのちに発売する、ブレーメンのおんがくたいにも使われています)
赤いチョーカーも手作りで、ユザワヤで皆で生地を買ったりしました。
勿論練習や合わせも沢山しました。
La Chat Libreとしてレッスンを受けたり。
とにかくはじめての事に戸惑いやわくわく感でいっぱいでした。
コンサート自体は無料で開催し、
ホールいっぱいの沢山のお客様に聞きにきていただきました。
そして受付をお願いしたのは、ひとつ学年が下のゆうこりん。
誰にお願いしようか~?って話になった時にすぐゆうこりんの名前があがりました。
私の親戚や友達にも、
受付のコ可愛らしい子ね~
とすでに大人気でした。
この緊張と、達成感、充実感が何度やっても病み付きなんですよね。
これは舞台にたつ人なら皆感じる事だと思います。
こうしてはじめての自主コンサートは無事終わりました。
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