カラフルのクラリネットエピソードシリーズ
愛♬Clarinet→14話目です
いよいよ吹奏楽コンクールの日がやってきました
横浜大会は神奈川県民ホールで行われます
高校の場所は横浜中華街の入り口にあり、県民ホールは結構近かったのでティンパニやドラ等運べない打楽器は先生の小さめのトラックで搬送し、あとは手持ち、または台車に乗せて会場まで運びました
会場の前に着くと楽器の積みおろしや待機などで、他校の学生でいっぱい!
隣の学校が急に
「あ~~~~~」×40人くらい
と声でチューニングを始めて、課題曲を歌い始めました。
ラララやランラン
と言った発音でクラリネットの人はクラリネットのパート、フルートはフルートと自分のパートを歌います
これは歌うことによってハーモニー感やリズム感などを養う練習の一つです
うちの学校はそういう練習をしてなかったので急に大合唱が始まって驚きました
あ、いつも気になってるんだけどあの大合唱の時ってスネアとかシンバルとかのパートの人ってどうしてるのかな?さすがに歌えないよね?
リハーサル室に通されいよいよ本番!
課題曲、あの丘を越えて
自由曲、2つのバガテル(A.リード作曲)
緊張って面白いくらい伝染するので、緊張するって言わないようにしようとみんなで決めました!
緊張をぐっとこらえ、本番を終えました
終わったらホッと一息
と思いきや、すぐ学校に戻ってマーチングの練習
そして夕方、部室に全員が集められました。
先生「結果が出た。銅賞だ。」
銅賞はもちろん県大会に行けません
ずーんと重い空気が流れ、泣いている先輩もいました。
「練習に戻るよ!」
みんな落ち込む気持ちを隠してマーチングの練習に戻りました。
つづくっ
Megumickey