こんにちは!
今回は『田んぼ』のつづきです。
昭和40年代(1965-1974年)の『田んぼ』の記憶やで。
季節は
夏
小学3年生のときに同じ学区内で引っ越しをした我が家。
とうとう二戸一から一軒家に
新しい住宅地で同じような家が数十軒建ったので、前の近所の人々も4、5軒は引っ越ししてきた。
またご近所になった 親達どんだけ仲良しや。
そして住宅地から一番近い中学校までは『田んぼ』が広がっていた。
その『田んぼ』で何をしようとしたんか覚えてないけど、私は田植えが始まって水が入っている『田んぼ』に入った。
もちろん足はびしょびしょ
オタマジャクシでも探してたんかなぁ。
そして『田んぼ』から上がったら、足になんかついてる。
吸いついてる!!
ナメクジみたいなやつ…
『蛭(ヒル)』やで![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
生まれて初めての吸血性『ヒル』との出会いやった。
Help me‼
蛭(ヒル)とは
体長0.2-40cmで、多くは淡水に住むが、陸上や海水に住む種類もいる。肉食性で、主に小動物を食べるもの、大型動物の血を吸っているものなどがある。(Wikipedia)
(ネット検索すると写真が出てくるから必死で見~ひんようにした)
怖い、怖い。
「何これ~」ってキモいけど手で取ろうとした。
くっついてる
無理やり剥がすと、取れたけど「血ぃ出てきた。ひえ~」
夏の『田んぼ』で最大の記憶はこの『ヒル』でした。
そしてもうひとつが本題の
『本気の肝試し』
私が小学生の頃、『子供会』という地区ごとのグループがあった。
役員は親たちが順番にやってた。
その『子供会』いうんがめっちゃ活発で
行事が多かった。
・地区運動会
・キックベースボール大会
・ドッジボール大会
そして
・肝試し
我々の住宅地から『田んぼ』の畦道(あぜみち)を5分ほど歩いて行くと小さい神社があった。
その神社が肝試しにピッタリの怖い雰囲気を持っていたんで、終点がそこ。
(↓これは東京都内の神社で別ものですが、よく似ています)
その神社には大きな古い木が立っていて、白蛇が住んでいるという伝説があった。
通称「白蛇神社」
昼間でもふつうに怖い感じで、中で遊ぶことはなかった。
お墓では遊んだことがあるのにや。
「なんで大人たちはそんな真剣に『肝試し』をさせたがるんやろ」って思った。
ルールは
・2人1組で畦道を通って神社まで行く。
・そこに置いてある何か(忘れた)を取って戻る。
・参加賞がもらえる。(文房具かお菓子か忘れた)
畦道の途中には農家さんの倉庫がいくつかある。
その陰にお化けに扮した大人が隠れているという仕掛け。
私は「誰と組むんやろ…嫌やな…真っ暗やん」ドキドキ、ドキドキ
『子供会』は学校と違って、クラスも関係ないし異なる学年の子らと混ざって行動する。
こういう時は、頼りになるのが上級生。
3年生の私は5年生の男子と2人組で回った。
カッコいい子かどうかも忘れたけど。
田んぼの畦道が真っ暗やったことはハッキリ覚えてるわ。
電灯が少なかったんやな。
そしてカエルや虫の声 トカゲもおったかも
「ひゃぁ」
なんか出てきた
こけそうになったけど、速足で神社を目指した。
ずっと下向いててあんまり覚えてへんけど、何とか終わった。
結局、こういう行事って大人も楽しんでたんやろうなぁ。
近所の人々仲良かったもんな。
今は隣人が何をしている人かもよぉ分からんわ。
それでいいんかなぁ。あかんのかなぁ。
皆さんは地区の活動がありましたか?
今でもありますか?
つづきは秋編
『昭和の街並み・田んぼ③秋は恋の季節?』(予定)