カマイユ・フォカマイユ | colorful days

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色のいろいろ☆


“カマイユ配色”は、ほとんど同じ色に見えるような


きわめて似た色同士を組み合わせる配色です。


カマイユとはフランス語で「単色画法」のことです。



色相は同一色相または隣接色相、


トーンは同一または類似トーンから選びます。



合わせる色の差を小さくすることで、一見すると


一色に見えるような配色となります。



≪配色例≫
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上は、色相は6番、ペールトーンとライトトーンのカマイユです。


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こちらはビビッドトーンの18番と19番のカマイユ。




ファッションにおいて、同じ色で統一して素材の違いで変化を


つけるといったコーディネートがありますが、これも


カマイユ配色の一種といえます。





“フォカマイユ配色”とは、カマイユよりやや色の差を


大きくした配色です。



フォカマイユは、まがいもの、偽りの、といった意味。


カマイユのように似た色同士の配色ですが、


カマイユよりは色の違いが目立つ配色をさします。



色相は類似色相のみ、トーンは同一か類似から選びます。





≪配色 例≫
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カマイユ、フォカマイユどちらも、色の差が少ないので


穏やかで落ち着いた印象になります。



洋服や壁紙などで、ストライプや花柄といった柄物を考える場合、


地色と柄色の差が大きいとインパクトの強い雰囲気になってしまう


ことがありますが、カマイユやフォカマイユのように色相差の


少ない配色を使えばソフトな印象にすることができます。