配色テクニックにはいろいろな種類があるのですが、
PCCSで配色の基本となるのは次の6種類です。
①同一色相配色
同じ色相を使った配色です。
この場合、同じ色相でも明度・彩度を変えて変化をつけます。
同一色相でトーンを変える、ということです。
②隣接色相配色
すぐ隣の色相を使う配色です。
非常に似た色同士の配色ですので、トーンを変化させます。
例・・・ビビッドトーンの1番とペールトーンの2番
③類似色相配色
色相差が2または3の色同士の配色。
ビビッドトーンの1番とペールトーンの4番など。
同一トーンであれば、とても似た色同士の配色となります。
④中差色相配色
色相差が4から7の配色。
その名の通り、中くらいの差がある色同士を使います。
似ているわけではなく、全く違うというわけでもない、
ややあいまいな配色ともいえます。
比較的アジアでこのまれる配色で、エスニックファッションにも
よく見られます。
⑤対照色相配色
色相差8から10の色を使った配色です。
例えば2番なら、10~12番または16~18番を合わせます。
⑥補色色相配色
補色、つまり真逆の色を組み合わせる配色です。
色相差は11か12なので、真向いの色かその両サイドの色を
使います。
正反対の色同士なので、メリハリのある印象になります。