おしゃれや綺麗なものが大好きなあなたへ

 

あっという間に

4月も終わりで😱

本当に時間の速さに

驚いています。



さて、昨日は

アールデコスタイルについて

触れましたが

 

アールデコというと

最先端のファッションに身を包んだ

モガ(モダンガール)

モボ(モダンボーイ)

という言葉がもてはやされました。

そんなファッションを

作り出していたのが

なんといっても

ガブリエル・ココ・シャネルと

エルザ・スキャパレリ!

 

ガブリエル・ココ・シャネル

 

シャネルスーツで一世を風靡した

ココ・シャネル

 

昔の女性は

窮屈なコルセットで

ウエストを絞り(理想は49㎝!)

それこそ内臓を損傷したり

肋骨が変形したり…

そんなタイトなコルセットや

足首までの長いスカートが主流では

当然

労働するには

不向きなスタイルなので

 

そんな女性の服を

シャネルはどうにかして

おしゃれで

機能的な洋服を作れないかと思い

 

当時、下着に使われていた

伸縮性のある

ジャージ素材に目を付け

女性の洋服に仕立てた

ギャルソンヌルックといわれる

シャネルスーツをつくり

コルセットから女性を解放した!と

絶賛されていました。

 

その後

第二次世界大戦が勃発し

戦争中、

自分のお店をたたんでいた

シャネルですが

 

戦後に

クリスチャン・ディオール

「ニュールック」によって

コルセットを復活させたことに

黙っていられず

「また男が女をコルセットで

締め付けだした!」ムキー

といって復活!

 

その時のシャネルは70歳でした。

 

 

 

クリスチャン・ディオール

1947年、ディオールが提案した

なで肩で

細く絞ったウェスト・フレア型の

スカートを用いた

女性らしい優美化を表現したスタイルは

遠く離れたアメリカでも好評を博し、

「ニュールック」という表現によって

クリスチャン・ディオールの世界が

広く世に知られるようになります。

 

そして

1947年から57年のわずか10年間で

クリスチャン・ディオールは

夢と魅力に満ちたコレクションを

デザインし

エレガンスとフェミニンに関する

固定観念を刷新します。

 

シャネルスーツ

そうした

ディオールのスタイルに

真っ向反抗したシャネルムキー

 

ツィードの生地はそのままで

襟のないスクエア型のジャケットに

スリムストレートの膝丈スカート

スーツのメインカラーと

対照的なブラックの縁取り

シャネルロゴの入った印象的な

飾りボタン…。

現代の

われわれ女性の

憧れの

シャネルスーツは

そうした

女性の解放の象徴

ともいえるスーツなのです。

 

 

男性が作る女性のファッションは

理想化した女性の美しいスタイル

ウエストを絞り、

女性らしくエレガントなスタイル。

特に

ディオールは建築も学んでいるので

構築的に

女性の身体を作り上げる

という方向になるのは

自然の流れだと思います。

 

しかし、それは時に

非機能的で

1日黙って座っているのならまだしも

社会進出を果たした

実際の女性の率直な意見としては

「動きづらい」に他ならないのでしょう

 

そういう意味で

シャネルはあくまでも

女性の女性による女性のための

機能的でお洒落な服を目指したんですね

 

やはり女性服を

女性が作るのと男性が作るのとでは

何を目的で作るのかで

形があまりにも違ってくるのが

面白いですね…。

 

明日も素敵な1日をすごしてください虹

 

 

ありがとう、ありがとう、ありがとう!