おしゃれや綺麗なものが大好きなあなたへ

 

さて今日3月12日は

世界中で若者らの生き方に影響を与えた

アメリカの作家

ビートジェネレーションの中心的

ジャック・ケルアック

誕生日だそうですニコニコ


ケルアックというと

放浪詩人という感じで

まさにアウトサイダーという

イメージですよね😆

 

ジャック・ケルアックが行った

ビートジェネレーション

(ビートニク)

1960年代のカウンターカルチャーに

大きな影響を与えました。爆  笑


若き日のボブ・ディラン、

ジム・モリスン、

ジョン・レノン、

ブルース・スプリングスティーンや

二―ル・ヤングが夢中になって

「オン・ザ・ロード」を読み

 

デニスホッパー

ジム・ジャームッシュ

ヴィム・ヴェンダースも

読み耽ったという

 

つまり

現代の名盤といわれる

ロックや、ロードムービーは

ビートニクの影響を受けて

育った人たちがつくりだしたもの…。

 

また、ビートニクは

ジーンズの人気に火をつけるなど

ファッション、音楽、

映画にも影響を与えました。爆  笑

 

そんな今のカルチャーに

大きな影響を与えた

ジャック・ケルアック

ビートジェネレーションについて

みてみたいと思います。爆  笑

 

ビートジェネレーション

1950年代のアメリカアメリカ

第二次世界大戦を終え

豊かな経済発展を

謳歌していた黄金時代。

そんな豊かさや

当たられた人生に反発して

自分自身の人生を

決める若者たちがいました。

 

「オン・ザ・ロード(路上)」を

書いたジャック・ケルアック

「裸のランチ」のウィリアム・バロウズ

詩集「吠える」のアレン・ギンズバーグ

この3人が中心となって活動します。

それは

保守的な当時のアメリカ体制

異を唱え

言葉を武器に

個を貫くことを求めた思想であり、

運動で

 

そのビート運動や

その活動に関わった世代を

「ビートジェネレーション」

と呼びました。爆  笑

*第一次世界大戦後に活躍した

ヘミングウェイや

フィッツジェラルド、

フォクナーなどの世代を

「ロストジェネレーション」と

呼んだことから

もじって、ケルアックが命名したそうです。

 

ケルアックは、エッセイで

「ビート」という言葉に

ついてこういっています。

 

シカゴ出身の

ヒップスターのハンキ―が僕らの前に現れて

「俺はビートだ」といったのだ。

彼の絶望的な目から刺すような光が放たれて…。

おそらくどこか中西部の祭りか

場末のカフェテリアあたりが出どころの言葉…。

 

本当は、スペード(黒人

の隠語だとわかったけど

僕には新しいことばだった

シンフォニーシドでは

夜通しのモダン・ジャズとバップ演奏が

いつもあった

1948年には、

ビート・ジェネレーションは

形になり始めていた…。

 

 

「ビート」という語のもともとの意味は

貧乏な、落ちぶれた、打ちのめされた

浮浪者になった、寂しい、

地下鉄で寝る、、などだった

しかし

今はこの言葉はおおやけにみとめられ

地下鉄で寝なくとも、

新しい多数派になった

とだけ言っておこう

ケルアックの「オン・ザ・ロード(路上)」

1947年からヒッチハイクなどで

アメリカ大陸を放浪した実体験をもとに

友人たちとの

さまざまにやらかした青春をつづる

「オン・ザ・ロード(路上)」。

 

そこにはジャズやマンボが鳴り響き

ドラッグや安酒が行き交い、

端市内道を走り飛ばす車があった…

この本は

ケルアック(=サル・パラダイス)

の自伝的小説で

20代の後半に盟友の

ニール・キャサディ

(=ディーン・モリアーティ)と

広大なアメリアを横断した旅物語。

 

そして

1951年4月旅から帰ったばかりの

29歳のケルアックが

旅路で綴り続けた手垢と土埃にまみれた

メモに向き合い

ケルアックの持ち味

ジャズに触発された「即興的散文」で

すさまじい勢いでタイプし

3週間で出来上がります。

 

そして

この「オン・ザ・ロード(路上」は

ビートニクたちのバイブルとして

読み継がれるようになります。

ビートニクの活動

ビートニク作家たちは

教会やカフェなどで自作の詩を

朗読する

「ポエトリーリーディング」という

活動を開始します。

 

もともとは黒人たちによる

人種差別に対しての抗議の形で

始まったとされています。

 

そこでは、社会に対する

問題提起や人種問題、感情や信念を

言葉にして発表する

シンプルな朗読スタイルで

徐々に音楽にのせたり、

演劇の要素を入れたりと

パフォーマンス性も取り入れられ

総合芸術的な感じで盛り上がります。

そして

そこにはボブ・ディランや

ジム・モリソンなどの

姿もありました。

 

ケルアックのエッセイの

ビートジェネレーションの哲学では

「ビートジェネレーションというのは

突如出現し

アメリカを席巻した狂気に光を浴びせられた

ヒップスターたちの世代についてを

大ざったぱに考えたビジョンで

 

まじめで、好奇心に満ち、

全く優雅な新しい方法で

乞食同然、至福にみち

美しくどこでもヒッチハイクで放浪する」

そういうビジョンだ

とケルアックは語っています。

 

ビートニクと音楽

ケルアックが

「オン・ザ・ロード(路上)」を

書き上げる前から、

ジャズに打ち込んでいた、といいます。

そして

チャーリー・パーカーや

セロニアス・モンク

マイルス・デイヴィスらが活躍した

ビバップやハードバップ時代のジャズも

新しい変革の時期を迎えて

演奏者たちが一瞬の閃きで奏でる

アドリブを取り入れる

モダンジャズが

スタートします。

*セロニアス・モンク

 

そんなバップジャズとの出会いを

ケルアックはこう言っています。

 

そして、

スリーデューセズで初めて

バード(バード・パーカー)と

ディズ(ディジーガレスビ―)を

聴いたとき、

彼らは、風変わりな

新しいサウンドをやる

真剣な音楽家だとわかった…。

 

そして

ビートニクたちが通ったクラブでは

ジャズメンたちが

反発精神旺盛なプレイで

ビートニクたちに影響を与えました。

*マイルスデイビス

 

世界を巻き込んだビートジェネレーション

そんなアメリカのムーブメントは

世界中の若者たちに

影響を与えることになり

 

その後、ベトナム戦争を

反対する若者たちの運動

「ヒッピー文化」

つながっていきます。

 

それは

アレン・ギンズバーグの詩集

「吠える」の

冒頭に

「天使の顔をした

ヒップスターたち」という

一節があるのですが、

「本当のフィーリングを

持ったもの」という意味で使われ

それが

ヒッピーの語源になった言葉

いわれています。

 

こうした

常識といわれる社会や制度を否定して

個人の魂の解放を訴えた

ビートジェネレーションは

 

いつの時代にも

ある意味誰もが必ず通過する

社会と自分の関わり方や

自分とは何か、といった

 

普遍的なテーマを

改めて感じさせてくれるもの。爆  笑

 

今改めて

ジャック・ケルアックを中心とした

ビートジェネレーションの本を読み

音楽を聴いて感じることと同じように

「感じる体験」をすることで

自分が本当に求めているもの

内なる声を聴く

きっかけになるかもしれませんね。爆  笑

 

 

明日も素敵な1日をすごしてください虹

 

ありがとう、ありがとう、ありがとう!