おしゃれや綺麗なものが大好きなあなたへ

 

いよいよ8月も明日で終わり…。

 

今年の夏は

久しぶりに

色々出掛けて満喫した~

って方も多いかも知れませんね😃

 

そして、

今年は本当に

暑かったこと!


 

暑いというだけで、疲れる、、

という感覚は

年々ひどくなるような

感じがします…ガーン

 

そんな暑さに飽きてきた

今日この頃…

 

スーパーの葡萄が美味しそう

早く涼しくなってほしいと

葡萄を見ながら思っていますニコニコ

 

さて今日はそんな葡萄の話です爆  笑

葡萄は

その形の美しさから

古代より

様々なモチーフに

使われてきました。

 

葡萄の歴史

葡萄

紀元前8000年頃、

シリアのテル・アブ・フレイラ

(現代のヨルダン、テル・アスワド)

の遺跡から

葡萄が西アジア初期農耕文化における

果実類として検出されているそうです。

 

そんなに古くからある果物なんですね…。

 

そして、紀元前3500年頃

チグリス川とユーフラテス川の間に

栄えた

メソポタミア文明

(現在のイラク・クエート)の

シュメール人によって

楔形文字がつくられ

葡萄の実が垂れ下がっている青葉が

ついているのを眺めるのは心地よかった

という葡萄という最も古い記録が

残されているそうです。

 

その後、

エジプトへ移住したセム族により

葡萄の栽培方や葡萄酒(ワイン)の製法

伝えられ、

エジプトの初期王朝時代(紀元前3100年頃)

の墳墓に葡萄の房を並べて埋めた跡が

発見されています。

 

紀元前2000年頃になり

フェニキア人がエーゲ海

クレタ島やギリシャ本土へ

ブドウの栽培方法と

加工保存(葡萄酒・干し葡萄など)を

伝えたことが知られていて

やがて

ヨーロッパへと広がります

 

2.葡萄の神様

生活の中に欠かせない葡萄や葡萄酒

当然ギリシャ神話の中にも登場します。

 

それが葡萄酒の神様ディオニソス(バッカス)です。

 

ディオニソス(バッカス)は、

ゼウスの子供たちのなかで

一番最後に

オリュンポスの神々の列に加わった神様です。

 

彼はテバイの建設者である

英雄̚カドモスの娘セメレの子供で

12神の中で

唯一人間の母から生まれた神様です。

 

そして

このディオニュソスは、

ちょっと変わった出生の仕方をしました。

 

というのも

セメレのもとにゼウスが通っていることを

知ったヘラは大いに嫉妬しムキー

 

乳母にばけて、セメレに近づき

「通ってくる男は、

ゼウスを語る嘘つきかもしれないから

本当の姿を見たほうが良い」

とそそのかしてしまいます。

 

それを真に受けたセメレは

本来の姿で来るようゼウスに頼み

ゼウスはやむなく

電光を抱えた本来の姿で

訪れたため、

セメレはゼウスの電光にうたれ

死んでしまいます。

 

この時、セメレのお腹にいた子供を

ゼウスは助けるべく

自分の太ももを裂いて埋め込み、

月が満ちて生まれたのが

ディオニソス、ということです。

 

そんなディオニソスは、

母親が人間だったこともあり、

他の神々と違って

「自分は神様」だと説いてまわらないと

いけない、ということがありましたびっくり

 

成長した彼は、

まもなく

葡萄と葡萄酒の製法を

世界で初めて発見し、

 

それを人々に教えるという

仕事をしましたが、

 

ふつうはそれだけで

神と信じられたものの

 

それだけでは足らず

奇跡を披露したり

首の2,3本へし折ることも

しなければならないこともありました。

 

また、ヘラによって

ディオニソスは発狂させられてしまい

狂気の内に

世界中をさまようことになりましたガーン

 

そしてプリュギアについたとき、

女神キュベレに清められ

やっと正気に戻りますが

 

キュベレから不思議な秘儀

授けられ

彼の周りに集まったのは

半人半獣のシレノスやサテュロス

また

熱狂的な人間の女性信者でした。

 

そんなデュオニソスで最も有名な話が

デュオニソスの母、セメレの甥で

デュオニソスのいとこ

テーバイ王のペンテウス

デュオニソスの新興宗教の

騒ぎが大嫌いで

デュオニソスを神と認めず

殺してしまおうとさえしましたガーン

 

これに怒ったデュオニソスはムキー

 

ペンテウスをいいくるめて女装させ

祭り覗きに行かされてしまうと

 

ディオニソスに目をくらまされた

信女に猪と勘違いされて

ずたずたに引き裂かれてしまいますガーン

 

3.アポロン的とデュオニソス的

そんなディオニソスにまつわる逸話から

「アポロン的」という言葉と

「デュオニソス的という言葉が

哲学者ニーチェによって定義されたそうです。

 

アポロン的というのは

「理性的」「秩序だった」「調和のとれた」「抑制された」

という意味ですが、

「デュオニソス的」というのは、

酒と儀式的陶酔が結びつけられたそうです。

 

ポンペイにも

「ディオニソスの秘儀」という

壁画が有名ですよね。

 

4.葡萄の価値

葡萄は、

気温の変化が激しい乾燥地帯の砂漠の

オアシスで生きてきた人々の生活には、

無くてはならない大切な植物として栽培され

食料として主食、

干し葡萄にして携帯食・保存食

物々交換の品としてきましたニコニコ

 

また香辛料や調味料としても使われ

さらに保存ができる

葡萄酒(ワイン)は水分の補給としたり

疲労回復・気付け薬・食欲増進等

薬用として利用されてきました。

 

さて、

今年も美味しい葡萄を食べて

初秋を楽しみましょう!

 

 

明日も素敵な1日をすごしてください虹

 

 

ありがとう、ありがとう、ありがとう!