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今日3日は三十三観音菩薩の日だそうです。

三十三観音菩薩の日とは、

全国にある三十三箇所の

観音様を巡礼参拝するという信仰だそうで、それをすることで、

犯した罪業が消滅し、

極楽往生が出きると言われているそうです。

 

そもそも日本人にはとてもなじみ深い

「観音菩薩様」

 

仏教のお経の中で複数の宗派で読まれている

「般若心経(はんにゃしんぎょう)」にも出てくる

菩薩様で

 

この般若心経は、西遊記で有名な

玄奘三蔵がインドから持ち帰り

翻訳したといわれている経典です。

 

このお経には

観音様がお釈迦様の弟子である

シャーリプトラ(舎利子)に

その教えを説く場面から始まり

「空」の思想について説いている、

という話で

仏教の根幹をなす「智慧(ちえ)」という

概念の象徴として登場するのが

観音菩薩様

 

私も、その意味はよく分からずとも

昨年

近しい人が亡くなった後から

毎日唱えていますが、

 

何となく心が満たされるような想いをしています。

 

また観音菩薩様

昔ばなしなどでも

「一寸法師」や「わらしべ長者」などに登場し

困った主人公を助けてくれる菩薩様です。

観音菩薩様

そもそも「観音菩薩様」の

正式なお名前は「観自在菩薩」あるいは

「観世音菩薩」と漢訳されています。

 

「観世音菩薩様」という名前の通り

「人々の声を観じて、その苦悩から救う

自在に心理を見通して救う」という意味の

とても慈悲深い菩薩様です。

 

観音菩薩様は如来になるための修行の身で

世の中のありとあらゆる人を救うために

様々な姿に変身します。

 

そうした変化観音として

十一面観音・千手観音・如意輪観音・

不空羂索観音・馬頭観音があり

これら変化観音に対して

 

普通のお姿の観音様を「聖観音」とお呼びします。


観音菩薩信仰

観音様の信仰は相当古く、

推古天皇の御代に兵庫県の淡路島に

流れてきた香りを放つ木で

聖徳太子が法隆寺夢殿の観音様を

彫られたという話が残っています。

 

そして観音様の上司にあたる

阿弥陀如来の信仰が本格的に始まったのは

末法思想が広まった

平安時代の末期からといわれ

人々の悩みや苦しみのときの

救いの信仰対象として

とても人気が高い菩薩様です。

 

 

聖観音様のお姿

聖観音様のお姿は

超人的な姿ではなく

顔が一つ、

腕が二本が最も基本的なお姿で

 

それは

生きとし、生けるものすべてを

救済するために

人間に近い菩薩の姿をされているのだとか。

そして

水瓶をもち、その中には功徳水という

使ってもなくならない水が入っているそうです。

(左手に蓮華を持っている場合もあります。)

 

そして頭の上に化仏(けぶつ)と呼ばれる

阿弥陀如来の小さな像を載せています。

 

観音菩薩様はペルシャ語で

「光り輝くもの」が本来の意味だったといいう説もあり

また

インドのシヴァ神や

蓮華や水瓶を持つ姿から

富・美・光の女神であるラクシュミーや

シュリ―

あるいは、イランの河の神様

アナヒーターとも関連があると考えられています。

 

観世音菩薩様は

「私が菩薩の修業をしている間

衆生が私の名前を呼び

助けを求めるならば

天耳・天眼をもって

その衆生の苦しみを救うなり

若し

それが叶わぬ時には

私は決して如来の位に昇らない」

とおっしゃっているそうです。

そんな観音菩薩様のご真言は

「オン・アロリキヤ・ソワカ」です。

何か気になる方は唱えてみてください!

 

最近

心が乱れるニュースが本当に多く

また、コロナ禍で

色々な思いをされている方も

多いと思いますが

救ってくださる方がいらっしゃると

思えるだけで

ちょっと安心することが出来ますね。

今の時代こそ

まさに必要な菩薩様だと思います。

 

明日も素敵な1日をすごしてください虹

 

 

ありがとう、ありがとう、ありがとう!