札幌から帰ってきました。
いやー幸せな日だった！！！
昨日は移動時間8時間の３年ぶりの日帰り札幌！
行き帰りの電車でのお供はこちらの本でした。
レイ・ブラッドベリ「太陽の黄金の林檎」。
あまりに面白く、突き刺さりました。
未読だったので、衝撃を現在受けておりまして、まだ言語化できません。
でも…書いておこう。
特に
「無敵」
「四月の魔女」
「発電所」
そしてなんといっても
「太陽の黄金の林檎」
これらの短編は他にないものでした。
村上春樹が好きで、レイモンド・カーヴァーにも親しみ、
アメリカ文学へのふわっとした憧れをもっている私なのですが、
これはすごいものでした。
文章というものは、なんだろ。体感なのか、乗り物なのか。
そんなふうに思わせられる偉大なる作家との電車タイムでした。
8時間も！
もうすこし言語化できたらまたいつかこの興奮を書いてみたいと思います。
それで札幌日帰り。
不思議な日でした。
過去への邂逅なのか。現在地の再設定なのか。
自分の人生を日帰りで見てきたような旧友お茶→今の自分を作ってくださった西田文郎先生の講演会→旧友タイムでした。
もうね、濃厚すぎる１日でしたよ。
まずは写真のとこで(なんか何かにたいして「ただいま」と思い、記念に写真を撮った)待ち合わせてJRタワーでお茶。
そもそも私から「ランチしよう」って誘っておきながらうっかりJR車内で鰊みがき弁当を食べてしまうという失態から始まった。それで「ありえないよね」といいながらコーヒーを飲む。このあたりからもう昔の自分に戻ってしまっている。
再会の感動の瞬間のあとは時候の挨拶をすっとばしして一気に本題を深く深くしゃべりまくる。
そして地下鉄で中島公園へ。
ずっと使ってないSuicaを財布の奥から取り出して、改札に通すのかぴっとするのか一瞬忘れ、ホームから地下鉄に乗るときにまたぴっとするところを探しそうになり、しかし中島公園の降車位置は体が覚えている。
パークホテルで西田先生と西田塾でご一緒した皆様とお久しぶりにお会いできて、ありがたい気持ちでいっぱいになる。もうね、皆様とのご縁が、本当にありがとうございますなのです。
そして、皆さん、かっこいい。
そのことが嬉しい。
いつもオンラインでお会いしている生身の皆様にも会えた。本物はいいなあ。
西田先生のご講演を聴くのは久しぶり。あの特別なお声を聞いていると、着想の嵐がよく起きたものだが、昨日も色彩の新刊のアイディアがどさっと降りてきて驚いた。ずっと宇宙に問いかけていたことが、昨日パークホテルでどさどさ降りてきた。やっぱり西田先生すごい。
時間になり、泣く泣く失礼して、札幌駅へ。
タクシーで、「PASEO西側に行きたいんです、だからえーと、西口？いや、北口？でも今駅前通だから南口？？」と運転手さんに伝えると「ここをまっすぐ行くと札幌駅なんですよ」と超基本情報を説明されてくやしくなり「それは知ってます！」とむきになる。
南口につけてもらい、
帰りの汽車ぎりぎりまでPASEOで旧友と涙が出るほど笑い転げ。
(PASEOにさよならもできた)
リトルマーメイドでくるみパンをたくさん買ったら、「1000円以上お買い上げの方にはくるみパンを一つプレゼントです」と言われ、くるみパンに埋もれて函館へ。
自分の人生で大事なことは24年間の札幌でたくさんもらったんだなー。
18歳から42歳まで。
短大とかR時代とか、いろいろあった。
カラーの仕事始めてからも、お世話になった皆様に昨日先生の講演会でたくさんお会いした。
20代は遊び過ぎたし30代は働きすぎた。(そして40代は函館で母のそばにいた)
帰りのJRではくるみパン食べながら24年間のことを考えてるうちに五駅に着いた。
とりあえず今朝は90年代邦楽ヒットチャートの有線聴きながらしみじみirodoriを清掃。
過去と自分を分断せず大切な人を大事にして生きていきたいもんだ。
しあわせ、しあわせ。
そして今日はもうひとつしあわせが！！！
それは、6月から毎週火曜と金曜にコツコツ書いてきた小説が今日で第30話を迎えたんです。
『クレーム対応で残業してたら赤いマグカップが話しかけてきたんですけど』という小説です。
第1話 あるマグカップの願い
第2話 できれば誰とも話したくないんだ
第3話 とっとと帰ろうと思っていたのに
第4話 電話の向こうで叫ぶ声
第5話 メモはどこへ行った
第6話 赤いマグカップが話しかけてきたんですけど
第7話 楽園の夢
第8話 直球の質問が来た
第9話 絵が大好きになったあの日
第10話 時代劇のような営業会議で
第11話 追って沙汰をする
第12話 マリアのメールの相手は
第13話 恋する乙女は知りたがり
第14話 夕陽が落ちない夕焼けの海
第15話 なぞの手紙
第16話 あおいは胸をわしづかみにされた
第17話 心のシャッターが降りない相手かも
第18話 話しかけられて、返事してないことってない？
第19話 冒険に必要なたった一つのこと
第20話 見まごうことなき一条の光
第21話 わけのわからない胸騒ぎ
第22話 あおいくん、ボクを連れて行って！
第23話 ふてくされた少年
第24話 できるけど、してはいけないことになっているのよ
第25話 僕たちはロボットじゃない
第26話 存在の種類を超越した友だち
第27話 過去の知覚が反転していく
第28話 こりゃ、宝の山だ
第29話 二つ目の魔法が授与された
第30話 手帳は発酵する宇宙
これらのタイトルを見て、「あ、好きかも」と思ってくださった方はよかったらぜひお読みくださいませ！
「はたらく」ということの本質的素晴らしさへの冒険へいっしょに参りましょう！
✨✨✨
今日もありがとうございました💗
happyday✨
色で毎日を楽しくhappyに！
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今日も読んでくださりありがとうございました。
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皆様にとって彩り豊かな素晴らしい日になりますように
いつもありがとうございます
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