ここでのポイントは、まず配色に使う色の数と名前をつなげられるようにすることです。それができれば50%以上はクリアしたも同然。聞きなれない名前かもしれませんが、がんばって覚えてください。なお、以下の配色について、トーンは自由に選択できます。
●2色配色=ダイアード
色相環を2等分する直径の両端にある2つの色相。補色色相配色(色相差12)
●3色配色=トライアド
色相環を3等分する正三角形の頂点にある3色相。3色が対照色相(色相差8)
●分裂補色=スプリットコンプリメンタリー
補色関係の2色のうちの1色を、両隣の色相に分裂させた3色配色。二等辺三角形の頂点にある3色相の配色
上の図は、6:yOと18:Bの補色のうち、6:yOを両隣の色相(4と8)に分裂させた3色配色です。この例のように、ビビッドトーン以外の場合、両隣にある奇数番号の色相(5と7)がカラーカードにないため、その隣にある偶数番号の色相が使われますが、ビビッドトーンの場合は、奇数番号の色相を使って配色されます。
●4色配色=テトラード
色相環を4等分する正方形の頂点にある4色相の配色。2組の補色
●5色配色=ペンタード
本来は色相環を5等分する正五角形の頂点にある5色相(マンセルのRYGBP)。PCCSは5等分できないので、トライアドに白と黒を加えた5色配色
●6色配色=ヘクサード
本来は色相環を6等分する正六角形の頂点にある6色相の配色で、3組の補色。テトラードに白と黒を加えた6色配色もヘクサード
ペンタードやヘクサードで無彩色を入れる場合、必ず白と黒の両方が含まれます。白だけしか含まれていなかったり、灰色を混ぜたりして引っかけてくるので注意してください。
【調和する色彩の考え方】
ジャッドがまとめた色彩調和の4つの原理と、ルードが指摘した色相の自然連鎖の考え方をしっかり押さえましょう。
●ジャッドがまとめた色彩調和の4つの原理
①秩序の原理…色相環などから規則的に選択した色は調和する
例:上記で述べたダイアード~ヘクサード、グラデーションなど
②なじみの原理…日頃から見慣れた色の関係は調和する
例:ナチュラルハーモニー、トーンオントーン配色など
③類似性の原理…共通性のある色どうしは調和する
例:ドミナントカラー、ドミナントトーンなど
④明瞭性の原理…明快なコントラストがある配色は調和する
例:純色によるトライアド、トリコロール配色など
●ルード
現代色彩学(モダンクロマティックス)を著したアメリカの自然科学者で、配色調和は色数を限定することで得られるという考え方を提唱。
後に色相の自然連鎖と呼ばれる自然の法則を指摘し、これに基づく配色は調和すると論じた→色彩検定(2級編①)ナチュラルハーモニー参照。



