詳細プロフィール

 

イメージ戦略の専門家 大木麻実です。

 

 

 

 

  イメージ戦略の専門家とは?

 

 

現在、カラーマーケティングを中心に、デザイン・空間・アートな見せ方、色彩心理をベースにしたブランドマーケティングなどの講師をしています。

講座を開催したり、協会や企業で研修したり、個別でのイメージ戦略サポートを行っています。

 

本当に美しい物は何?消費者に訴求する色はどのような色?そして、個性的な物、空間、演出方法で、「自社の魅力」「自分の魅力」を輝かせる人を増やしています。

 

 

大学の商学部を卒業してから、ファッション業界に身を置きました。

その後、海外留学を3回し、帰国後、外資系の企業に勤めました。

 

勤めながら、自分のやって来た事を振り返りました。

好きだった絵やデザイン、ファッション、インテリア…。

 

特に、ヨーロッパの洗練された文化や世界。

マーケティング部や販売促進部などの企業で経験して来たビジネスの世界。

 

これらを融合してできる、カラービジネスを

更に発展させていきたいと考える様になりました。

 

 

 

 

 

 

 

  学生時代、ファッションとの出逢い

 

 

 

 

今の自分の仕事の出発点は大学商学部の時に学んだ

マーケティングの授業でのファッションマーケティングでした。

 

ファッションの世界は流れが速く、常に新しい物への探求です。

また、女性のファッションの世界は、自分の感性が活かされ、ファッション、アートが好きな自分に最も合っていると思いました。

 

そこで大学3年の頃から、ファッションを学ぶ為に、スタイリスト学院に入学しました。

今で言うダブルスクールですが、ファッションショーの裏方などのアルバイトもやり、ファッションの世界を知ることができました。

 

スタイリスト学院終了後、ファッション イラストレーターでもあり、多くのデザイナーを輩出しているセツ・モードセミナーにも2年間在籍しました。「何が本当に美しくて、何が美しくないか?本物とは何か?」をセツ先生から学びました。

 

先生は本場、パリでのオートクチュールやプレタポルテのイラストを描いていました。

休み時間に先生は、パリや、南フランスの文化や景色の美しさ、フランス人の生き方、価値観などの話をしてくれました。私の中で、美しい物が一杯詰まっているパリにいつか住みたい!と思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  会社員時代

 

 

大学を卒業してからは、婦人服メーカーに就職し、営業になりました。

本当の希望は企画部でしたが、その頃は営業経験(市場を知る)なしには企画部にはなれませんでした。

そして企画部に上がるには、営業部で良い成績を残さないといけませんでした。

 

夜の10時まで、締めの1週間は終電近くまで働きました。そして、成績を残し、企画部へ配属になれました。

営業部の上司は、人間的にも尊敬でき、仕事の能力にも長けていました。本当に周囲の人に恵まれたからこそ、長時間の仕事にも耐え、企画部にも入れたのだと思います。

 

企画部では、一つブランドを任せられました。また、会社では女性初の企画マン?(ウーマン)となりました。マーケットリサーチ、展示会開催、バイヤーとの商談と楽しくもあり、忙しい日々を過ごしました。

 

 

 

ある程度、仕事が落ち着くと、「いつかパリに行く!」という夢がムクムクと湧き上がって来ました。ファッションと言えばパリ。本場のパリを見てみたい、ヨーロッパの文化を吸収したい。さらに、絵が好きな私は多くの美術館を巡りたい!

そう思った私は貯金をし、アテネ・フランセ語学学校の夜間部に通い、フランス語を学び、留学の準備を始めました。

 

 

 

 

 

  パリ留学

 

 

 

 

 

最初の留学は1年間のパリ語学留学でした。また、友人にパリでファッションのプレスをしている日本の会社を紹介してもらったので、そちらにも顔を出すようにしました。

その会社で、ファッションの勉強をしたいと話した所、プレタポルテのファッションショーのチケットを頂き、本場のファッションショーを数回見に行きました。

 

今、思えば、20代の娘が、顧客でもないのに、ファッションショーを見に行けるというのは奇跡の様な話だったと思います。

 

ファッションショーで私が強く惹きつけられたのは、綺麗な最新のファッションを身に着けた若いモデルの子たちではなく、顧客として来た40代、50代のマダム達の美しさでした。

 

年齢や経験を重ね、自分の仕事や子育てをしてきたという自信から来る、風格や威厳。

そんな内面から滲み出る美しさ、上品さ、お洒落な着こなし、その姿に圧倒されました。

 

自分も将来、歳を重ねた時に、こんな風に、美しく、素敵に、いや、年齢さえ無視して自由に自分らしく生きたい!と決意したのもパリのマダムのお手本があったからです。

 

 

 

 

 

  再びファッションの世界へ

 

 

 

日本に戻って来て、今度は紳士婦人服のファオーマル・ウエアのプレスの仕事に付きました。

プレスの仕事は、アートディレクターと一緒にブランドイメージ戦略を立案し、ブロッシャーなどのツールを作成します。また、実際に撮影に立ち会う事もします。

 

“Hanako”という女性誌にも「働く女性特集」というコーナーに自分の写真や記事が掲載されたのもこの頃です。

 

 

 

 

 

 

  再びヨーロッパへ

 

 

実際に仕事をしていく中で、英語が出来れば、更に仕事の幅も広がる、そんな思いから夜、英語の学校に通いました。ただ、学校に通うよりも留学した方が語学の上達は早いと思い、2年かけて留学資金を貯めました。アンチック家具や食器が好きな私は、ロンドンに9か月。色使いや芸術が大好きな、イタリアにも行きたいと思い、フィレンツェに3か月、語学留学をしました。

 

あっと言う間に1年が過ぎました。英語は多少上達しました。イタリア語は3ヵ月もいれば、大体相手の話している内容は分かるようになりました。

 

 

 

 

 

 

この留学期間の夏休み、2か月を日本から来た友人とヨーロッパを旅行したのは、今となっては良い思い出です。全ての留学は自分で貯めたお金ですので、余裕がなく、ひどい貧乏旅行でした。

ヨーロッパの移動も7回夜行電車を利用しました。若くて元気だったからこそ、可能だったのだと思います。

ヨーロッパ各地の多くの美術館や、インテリア小物、ファッションを見て回りました。

楽しくもあり、生き生きとした時間でした。

 

 

 

 

 

  MBA留学

 

 

帰国してからは、インテリア・ショップのマナージャーになったり、英語力を活かして外資系の会社で貿易関係の仕事に就いたり…。

不景気の中、中々ファッション業界に就職できず、ファッションの世界から遠ざかってしまいました。だけど、語学を活かした、インターナショナルな仕事に就けた事は自分に取って、とても良い経験でした。

 

そんな中、外資系で働くには、何か強いスキルが必要と思い、MBAを取得する為、TOEFLの学校に週末通い勉強しました。

 

そのTOEFLの学校でお世話になった先生から

「あなたは一体何がしたいの?」

「どんな業界でどんな仕事がしたいの?」

と訊かれました。

 

MBAを取りたい!海外の大学院で勉強がしたい!という思いだけで、その後の自分の「やりたい仕事」のビジョンが全く見えていない時だったのかもしれません。

 

出した答えは

「またファッション業界で、企画かマーケティング部で販売促進などのクリエイティブな仕事がしたい!」でした。

 

それを言ったら、先生が

「ちょうど、ラグジュアリーブランドに特化したMBAがパリにあるよ!」と教えて下さり、資料をくださいました。

 

なんだか一筋の光が見えた気がしました。

そして本当にやりたい事は自分の中にいつもある!と気が付き、猛勉強をはじめました。

 

ちょうどその頃、受験時に私の在籍していた外資系の会社の部署がM&Aでリストラ対象となりました。退職金など諸々出て、そのお金で留学資金も余裕で溜まりました。また、早期退職で勉強する時間も持て、パリにあるESSECという学校に入学する事になりました。

 

しかし、その学校の合格点には、英語力が足りなかったのです。

会社も早期退職するし、もう後がありません。

 

その時、留学希望の学校にメールを出し、

「合格基準に点数が今の時点で足りない!もう一度テストを受けるので、チャンスを下さい。ダメだったとしても、また来年、御校を受験します!」

と、こちらの熱意を伝えました。

 

それを分かってくれたのか、特別に期限が過ぎてもTOFLEの試験を受けさせてくれて、ギリギリのタイミングで合格通知が来ました。

 

私はどうも目標を決めたら、突き進み、何度でも何度でも、諦めない性格の様です。

 

普段は、人には「さっぱりとした性格」だとは言われますが。

きっと、目標を持つと拘り、それ以外はどうでも良いような性格なんだと思います(笑)

 

 

パリのMBAの授業はとてもハードでした。

毎日、予習、復習に追われ、寝るのが大体夜の2時か3時。

そして授業は毎日9時から始まります。休む事は許されません。

週末はグループワークで集たり、レポート作成に追われます。。

 

実際に休めたのは、冬休みや春休みの1週間ぐらいでした。

でも、それは私だけではなく、クラスメート全員がそういう生活をしていました。

ヨーロッパのMBAは1年で詰込みが多いですが、アメリカの2年と違って早く卒業できるのは良かったです。今思うと、1年以上だったら、身体が持たなかったと思います。

 

 

 

 

 

  ラグジュアリーブランドの経験

 

 

パリのMBAを卒業してから、日本のFENDIで働き、

ラグジュアリーブランドを経験して来ました。

 

それらの経験は、ハードワークでしたが、クリエイティブな感性が刺激されました。

高級ブランドの世界を知れたのは良かったですが、何かが違いました…。

 

企業で仕事をしていると常に売上に追われ、周囲の同僚は全てライバル。

人間関係もあまり良くなく、そんな環境にいて、心身共に疲弊していく自分に気が付きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  カラーコーディネーターの世界へ

 

 

そんな中、ふとTV番組を見て、カラ―コーディネーターの存在を知りました。

すぐに本屋に行き、カラ―コーディネーターの本を片っ端から見て行きました。

 

 

特にクリエスクールでの高坂美紀先生の紹介が素晴らしく、本も何冊も出版されていて、この先生に学びたい!と思い、即、授業の体験をしました。

 

テキストや参考資料など、先生が自ら作成し、しかも全て独学で勉強された先生の講座は圧巻でした。

 

 

毎週、火曜日夜の授業を受講し、1年間学びました。

パーソナルカラー診断から、パッケージアドバイス、インテリアコーディネート、カラーヒーリング。色彩心理学など色に関係する事を全て学びました。

 

大変だったのは、毎回先生から出される課題でした。

次回の授業の初めに一人10分間のプレゼンテーションをするという事です。

その後、先生のアドバイスを頂き、課題に使った資料を先生に提出し、次の週には付箋で先生のアドバイスが戻ってくるというものです。

 

 

こちらの課題は任意なのですが、毎回週末の土、日は課題に追われて潰れてしまいます。

最初は大変でしたが、段々と課題のテーマ作成や資料作成、プレゼンの練習などが、楽しくて、楽しくて、夜遅くまで1年間やり続けました。

 

そのころの授業体験が今のカラー講師として、とても役立っていると思っております。卒業後も生徒を見守ってくださり、本当に良き師に巡り逢えたと感謝しています。

 

また、この頃、カラーの1級検定も取りました。

 

 

 

 

 

カラーの学校を卒業する頃には、私は青山にある国連大学で仕事をしていました。

いろんな国籍の人がいる中、売上に追われる事なく、楽しく仕事をしながら、夜はカラー講師、そして週末はパーソナルカラー診断やインテリアの仕事などもしていました。

 

特に印象深かったのが、群馬県にある、女性のためのビジネススクールから講師を依頼され、「ビジネスに生かすカラーの力」というテーマで「カラーマーケティング」の講師をした事でした。カラーによる心理的効果を利用した、お店のディスプレイや商品、デザイン戦略などを提案させて頂きました。こちらの講座は群馬TVで放映されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、国連大学を退社して独立して直ぐに、3.11などの震災があり、お客様のキャンセルが相次ぎました。

生活をしていくために外資系で仕事をしていく中で、暫く、カラーの仕事をお休みしていました。

 

その間、9年間ぐらい、パワハラ上司が続いたり、何度も転職を繰り返したり…。

でも少しでも勉強しようと思い、カウンセリングの勉強をしたり、心理学の本を読んだり。

 

また、不動産会社のインテリア部門に就職して、そこでインテリアコーディネーターとして経験もしてきました。

 

仕事はハードでしたが、自分のコーディネートしたお部屋が出来た時は感動物でした!

 

渋谷キャスト32部屋をコーディネートした時は、家具をセミオーダーして、

中国の工場に出張したり…。

 

 

 

 

その後、GUCCIやCOACHで働けた事もクリエイティブな感性を磨く上では良い経験でした。

 

 

 

 

 

  イメージ戦略の専門家として

 

 

最近やっともう1度、好きな仕事、お客様に喜んで頂けるような仕事をしたいと強く思うようになりました。

 

恐らく9年間の辛い時期が終わり、元気になり、自分のやりたい事や目指したい事に目を向ける気持ちの余裕が出てきたのかな?とも思います。

一人で生活しているとやはり、自分で経済を廻していかないとなりません。そうなると生活の為に仕事をするというのはどうしても避けられません。

ただ、それだけでは心が満足しないのです。

 

長い間の社会人生活をしていく中で

自分が見つけた仕事の遣り甲斐とは

「人に感謝されたり、こちらが感謝したりの心の交流」

「私に頼んで本当に良かった!」というお客様の声

「クリエイティブで美しい物に仕上がった」という喜び

 

人との交流や感謝される事が、仕事の一番の生き甲斐だと思っています。

 

 

私が提供するサービスで、効率が上がったり、売上が上がったり、人とのコミュニケーションがスムーズに行ったり、楽しく働けたり。自分に自信が持てる様になったり…。

そんな風にお役に立ち続けていきます。

 

沢山の経験から磨いてきたセンスを活かし、クリエイティブに…。

 

そのために、自分自身、ずっとインターナショナルでいる事を大事にしています。

日本の”和“の美しさも好きですが、ヨーロッパのカラフルな世界やシックなアンチックな世界を日本の皆様にももっともっと生かしてほしい。

 

そして、より明るく、幸せな日々を歩いてほしい。

その願いを叶えるため、「イメージ戦略の専門家」としてこれからも進んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資格リスト

●          フォーマルウエア・ゴールド・ライセンシー

●          TOEIC 830点

●          カラーコーディネーター検定試験1級

●          産業カウンセラー

●          フラワー心理セラピスト

●          センセーション・カラー・セラピー・ティチャー 

 

スクール履歴

ファッション、インテリア、およびアート

●          セツスタイリスト学院 卒業(半年)

●          セツ・モードセミナー  卒業 ファッションイラストレイター科(2年)

ファッションデザイン科 (1年)

●          ESSEC Luxury Brand Management MBA (Paris)(1年)

    ・ラグジュアリーブランドに特化したMBA

●          クリエスクール 

    ・カラーコーディネーター ビジネスマスターコース 卒業(1年)

    ・カラーヒーリングコース 卒業 (半年)

●          フラワー心理セラピスト養成講座 卒業 (1年)

●          風水

●          インテリアコーディネーターコース (ユーキャン)卒業

●          アトリエ吉祥寺 絵画科

 

 

語学

●          アテネ・フランセ(サンテティック研究室:フランス語)

●          アテネ・フランセ、サイマルアカデミー(英語)

●          日米会話学院(英語:翻訳)

 

留学

●          Institute Superior Gestion (Paris)フランス語 1年

●          Polytechnic of Central London(London)英語 9か月

●          Machiavelli(Firenze)イタリア語 3か月

●          ESSEC Luxury Brand Management MBA (Paris) (1年)

 

心理およびカウンセリング

●          産業カウンセラー養成コース 卒業(1年)

●          産業カウンセラー シニアコース(1年)

●          野口嘉則 オンライン自己実現力 自分つくり&自己受容コース (1年)

 

 

簡単プロフィール

 

アパレルメーカーにて営業、商品企画、マーケティング、PR、販売促進、広報を経験。

後にカラービジネススクールにて高坂美紀氏の直接指導を受け、カラーマーケティング戦略、カラーによるブランド戦略、ブランドデザイン、カラー心理、カラーヒーリングを学び2005年からフリーのイメージ戦略の専門家に。

また、その後、インテリア業界にも入りインテリアコーディネーターとして3年間勤務