阿寺山(1509.0m) | one by one

阿寺山(1509.0m)

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今日は、午前中くらいは、青空かな?と期待していましたが、残念ながらグレー

桑ノ木山~ネコブ山を狙っていたんですが、午前中も保つか分からん感じだったんで、隣の阿寺山に変更

スピード登坂しないと厳しそうな天気模様だったんで、着替えとピッケル、行動食のみで出発です。

水は500ccのみ、コーヒーは外せないんで、重いスノーシュウとアイゼンは置いて行きました。

キックで頑張ります!

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初めは、沢沿いの林道(雪の下ですが)を詰めます。

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夏道ではなく、正面の尾根を直登です。

標高差、約900m程の急登をほぼ真っ直ぐ直登しました。

何気に思っていたよりも急登でそれが長い、なめてました。(;°皿°)

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最初は、気持ちの良いブナの林、根元は雪が融けて穴だらけ、ジグしながら登ると疲れます。

もう、4月後半だと言うのに、一つも芽吹いていない!

今年は、凄く遅いですね!

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ブナの緩い斜面はすぐに終わりました。

最初から、こんな感じです。(x_x;)

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この辺りだけ、尾根が細かったです。

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800m 位で、尾根が広がって、歩きやすくはなりましたが、傾斜は緩みませんでした!

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南魚沼の町が、だんだん見えてきます。

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隣の八海山も度迫力で迫ってきます。

直登できつい山だけど、高度を上げると、まわりの展望はとても良い山です。

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どこまで続くやら、1000m 越えてもちょこっと緩んですぐ急登の繰り返し

太ももが、張ってきましたが、最後まで保ってくれるのか心配になってきました?

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ここの傾斜は、先ほどよりも増しています!

ピッケルを持つ手に力が入るぅ~、ほぼ這っている様な状態です。

確実にキック入れないと、落ちます (><;)

う~ん、やっぱりアイゼンあった方が楽だった、いらぬ体力を消費してしまっています。

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さっきの急登を越えると、すこ~し傾斜が緩む(でも、急登!)

右上の端で、先行者に追いつくが、先行者はここで引き返すそうです?

この先は、風が普通じゃないらしく今日3名の方とすれ違いましたが、上まで行ったの1人みたいです。

丁度、この斜面から上が、今日は凄い事になってるみたい?

バカなんで、ワクワクしてたんですが、じきに愚かな本当のバカだった事に気付かされました。(iДi)

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先ほどの写真の上部が丁度雪庇みたいいな感じになっていて、そのうえを乗り越えるとここなんですが、痛い風がぶつかってくる感じになってきました。

写真上部の林で森林限界になるんですが、痛い風を経験したの始めて!

画像で、全く表現出来ていない所が悲しい

まわりの木々は、風に煽られてギィ~ギィ~と不気味な音をたてるし、腐った木は折れて飛んで来るし怖かったぁ~

いつ引き返そうか、なんて考えながら森林限界まで頑張ってみよ~う、なんてまだバカな僕でした。

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ここまで来ると、まぁ~凄い事!凄い事!

風が、ドォ~ンとぶつかってきます。

こりゃだめだ!って帰ろうとすると、あら不思議!風が弱まるんです。

そして、もう少し、もう少しって、そんなバカ繰り返してたら、山頂がもうすぐ目の前に!

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誰かこんなところで泊まったらしい!

風がなければ、最高の宿泊場です。

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下津郷方面、巻機方面は、やばい感じの雲がでてきてます。

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だんだんと展望が開けてきて、すっごいいい場所なんですけど、風が今まで経験した事ない凄さ

前に進めと言う自分と、もう十分だから引き返そうと言う自分の葛藤と風との戦いでした。

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八海山がすぐ隣にドォ~ン

五龍もここから見ると、凄くかっちょいい

いいきになって見とれていると、風がドォ~ンで吹っ飛ばされそうな状態

ピッケルだけが頼りです。

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五龍との稜線にでると、中ノ岳がドォ~ン、泣きながら、鼻水、漫画みたいに横に垂らしながら、それでもこれ見るとここまで来て良かったぁ~と思う瞬間

でも、ここからが本当の地獄でした!

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一応、越後駒ヶ岳もドォ~ン

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山頂、中をバックにこの写真がやっとでした。

稜線は、もう凄まじい風、台風なんて目じゃありません、前の越後駒の画像の場所から、20~30m ほど登り上げるんですが、半分は這ってました!

この写真を撮ってる時も、四つん這いです。

5~7分ピッケルを雪面にさして、じっと抱きしめないと飛ばされる位です。

体が、浮き上がる感じなんて初めて体験しました、やばい!やばい!と思っていても動けません

風の弱まる間隔を読んで、一気にダッシュで駆け下りました。

駆け下りてんのか、落ちてんのか、分からんくらい何かから逃げてた!地球なめんなぁ~って怒られてるみたいだった。

急いで下って、さっきのテン場付近で、最後の追い打ちなのか ドォ~ン と横からすげ~風が来てすっ飛びました。

カメラで撮ってたら、確実ドリフです、でも本人は死にものぐるいで必死でした Y(>_<、)Y

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これが、なんとか撮れていた五龍への稜線なんですが、右側にドォ~ンされたら OUT でしたね!

今度は、風のない穏やかな日にこさせて頂こうと思います。

痛いめにあっても、それを上回るくらいにいい場所、なんであんまりここ知られていないんだろう?と思う位いい穴場です。

八海山より、好きかも?

こんな事言うと、八海山でまた罰を受けそうな感じです。

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目的は、グダグダ考えながらも達成出来たんで、さっさと下りたい所なんですが、ここへきて足の賞味期限が切れそうになりました!

太ももが、パンパンで固くなってきてる、耐風姿勢で踏ん張りすぎたか、体力が落ちてるんだか、もう攣る寸前

サプリとか口にしたいんですが、もう100m は高度下げないと風が強くて口まで運べないし、一人でドリフしてもつまらんし ┐( ̄ヘ ̄)┌

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我慢してきたけどやっぱり足攣った!

なんとか、騙し騙しで風の弱まる場所まできて、ザックの中にある行動食を全部口の中に放り込みました。

15分位ここで八海山をながめながら一息ついて、名残惜しくもその場を後にしました。

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尾根取り付きに到着

尾根の下では、いくつか雪がもう切れているので、このルートもじきに使えなくなりそうです。

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阿寺山、終わってみればすっごく良い山です。

久しぶりに初心に帰らされた山でした。

スキルはこうやって山が鍛えてくれるんですよね!

あざぁ~す、と頭を下げ阿寺山を後にしました。

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帰りの砂防ダム付近でうまそうなフキノトウがたくさんでてました。

でも、あれ取りに行ったら、今の生まれたての子鹿状態な足では確実に ド・ボ・ン になるんで後ろ髪ひかれる想いで帰ってきました。

雪が融けたら、今度は夏道でこの山にまた遊びに来たいです。

僕の中で、また印象深く残る良い山が一つ増えました。

この2時間後くらいに、帰って美容院でカットしたんですが、2時間前には死にものぐるいで生きてたのにもう椅子に座って髪をカットされてる気分のギャップがありすぎて、一人でにやけてたら気持ち悪がられました。  ( ̄ー☆