これが悟りか・・・ちょっと不思議な出来事・・・
先日書いた裸のおじさん達が住んでいるインドネシアの島への道中の出来事・・・
ちょっと思い出したので書いてみます・・・
もうあそこに行ったのは10年以上前ですが・・
あの島に行くにはスマトラ島のパダンから船に乗って行くのです・・・
スマトラ島は快晴・・・ほとんど赤道直下の島なので暑い日でした
地図で見ると大した距離もないんですが・・・
インドネシアのオンボロ船で行くんで・・・島に着くにはほとんど10時間かかります
こういう場合は夜出て翌朝現地に到着するパターンが多いですけど・・・
この時も同じく夜の8時に出航でした
あまり大きくない船に定員オーバーと思われるほどの人人人・・・
しかもこの船・・・ほとんど木造です・・・
大丈夫かな・・・と思いましたけど・・・何とかなるもんなんで気にしないようにしました
基本的に椅子と言うモノがありません・・・この船
ベッド付きのボロボロの部屋か・・・座敷にもなっていない床に座るか・・・
あいにく満員のせいで部屋は確保できず床にゴロゴロする事になりました・・・
何事もなければ・・・何処でも寝れる習慣がついていたのでぐっすり寝て・・・翌朝元気に島に上陸
ってイメージだったんです・・・
が、この日・・・夜半からタイフーンの通過があるとの情報・・・
赤道直下のタイフーンがどんなモノかなど知らず・・・ちょっとウキウキしながら出航!
しかし、海に出てすぐにわかりました・・・タイフーンの影響を受けた大波がどんなものか・・・
普通・・・窓から見えるのは静かな水平線と夜空が半分づつくらい見えるはず・・・
これが静かに後に移動してゆくはずです
でもこの船・・・窓から見えるはずのない荒い波の海面がほとんど真正面に見え・・・
次に揺り返すと暗いドンヨリとした夜空がこれもほとんど真正面に見え・・・
45度は傾いているだろっ!!というくらいの揺れ・・・
いったい外から見ると船はどんな状態だったのでしょう・・・
床の上のモノは右に揺れると左へ滑り・・・左に揺れると右に滑る・・・
立って歩く事はほとんど不可能・・・
トイレに行くにも這いつくばって移動しないと転んでケガしてしまいそうですし・・
こういう船に乗るっていうのは想像以上に辛いですよ・・・
どうにか楽なポジションを探そうと他の乗客も必死です・・・
さすがに地元民・・・こういう時、船の何処にいればいいかわかっている様で・・・
コーナーや揺れの少ない船底は先客でいっぱい・・・
よそ者の旅行者は何処へ行っていいかわからず一番揺れる上の方へ行くしかなく・・・
こういう揺れ方している船に2時間も乗っていると気が狂いそうになって来ます・・・
どう態勢を変えても・・・何処に移動しても揺れる苦しみから逃れられません・・・
時計を見ても着くまであと8時間もある・・・
8時間もこの揺れの中で・・この態勢で・・この風と大雨の騒音の中で・・乗船している事を考えると
ホントに気が狂うような辛さでした・・・
しかし・・・辛いと思うのは自分が辛いと思っているだけで・・・
この状態を辛いと思わなければ・・・案外大丈夫なんではないかと・・・
こう考え・・・
だったらこの船と自分を一体化してしまい・・・
島に到着してホっとしている自分を想像しないようにして・・・
時間の認識をなくして・・・
自分の意識はここにはなく・・・
ただ体のみ・・・ここに居るというイメージ・・
と・・・こんな精神状態にしてみようとトライしてみました・・・
すると不思議に・・・
あんなに辛い状態がほとんど感じられない・・・
時間の流れも後も先も感じられない・・・
場所の意識も上も下も右も左も感じられない・・・
このまま何時間でもいられるような気持ちになり・・・
翌朝までこの状態・・・
さすがに睡眠は取れませんでしたが・・・
あのフっと体が軽くなり・・・意識が飛んでいく様な・・・あの感じはなんだったのでしょう・・・
あれを「無の状態」というのなら・・・きっとあの夜だけは無になったんでしょうね・・
という事は・・・あれは「悟り」を開いた瞬間だったのか・・・
などと勝手に自分の体験を振り返ってみましたが・・・
あれが「無」であり「悟り」である訳がありません・・・
そんな簡単に体験できることではないのは重々承知しているつもりです・・・
が・・・辛い時に自分をどういう精神状態にすればいいのか、わかった様な気がします・・・
で、帰国後・・・仕事や生活で辛い状態になると、あのインドネシアの船の上を思い出す様にしてます
そうすると・・・けっこう辛い状態でも我慢が出来てしまう・・・
辛い状態が我慢できてしまうから・・・その状態から逃げるための工夫や知恵が回らない・・
工夫や知恵が回らないから楽になるような画期的な考えが浮かばない・・・
そしてどんどんドロ沼にはまって行く・・・
あれって気づくと。もう少し早く手を打っておけばよかったと・・・・後悔・・・
後悔すると辛いので・・・さらにインドネシアを思い出し・・・無の状態へ・・・
そうすると何も変わらない・・・
と言うことは・・・あの経験は自己啓発的に不思議で意味ある体験だったのに・・・
日本でビジネスをする上では意味のないことだったのか・・・
人生においては意味ある体験だと今でも思っているんですけどね・・・
やはり旅の経験は人生の心の充実と密度を上げることでは大変意味あることなんですが・・・
いわゆるビジネスにおける成功者としては何の意味も持たないという事なのでしょうか・・・
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もうあそこに行ったのは10年以上前ですが・・
あの島に行くにはスマトラ島のパダンから船に乗って行くのです・・・
スマトラ島は快晴・・・ほとんど赤道直下の島なので暑い日でした
地図で見ると大した距離もないんですが・・・
インドネシアのオンボロ船で行くんで・・・島に着くにはほとんど10時間かかります
こういう場合は夜出て翌朝現地に到着するパターンが多いですけど・・・
この時も同じく夜の8時に出航でした
あまり大きくない船に定員オーバーと思われるほどの人人人・・・
しかもこの船・・・ほとんど木造です・・・
大丈夫かな・・・と思いましたけど・・・何とかなるもんなんで気にしないようにしました
基本的に椅子と言うモノがありません・・・この船
ベッド付きのボロボロの部屋か・・・座敷にもなっていない床に座るか・・・
あいにく満員のせいで部屋は確保できず床にゴロゴロする事になりました・・・
何事もなければ・・・何処でも寝れる習慣がついていたのでぐっすり寝て・・・翌朝元気に島に上陸
ってイメージだったんです・・・
が、この日・・・夜半からタイフーンの通過があるとの情報・・・
赤道直下のタイフーンがどんなモノかなど知らず・・・ちょっとウキウキしながら出航!
しかし、海に出てすぐにわかりました・・・タイフーンの影響を受けた大波がどんなものか・・・
普通・・・窓から見えるのは静かな水平線と夜空が半分づつくらい見えるはず・・・
これが静かに後に移動してゆくはずです
でもこの船・・・窓から見えるはずのない荒い波の海面がほとんど真正面に見え・・・
次に揺り返すと暗いドンヨリとした夜空がこれもほとんど真正面に見え・・・
45度は傾いているだろっ!!というくらいの揺れ・・・
いったい外から見ると船はどんな状態だったのでしょう・・・
床の上のモノは右に揺れると左へ滑り・・・左に揺れると右に滑る・・・
立って歩く事はほとんど不可能・・・
トイレに行くにも這いつくばって移動しないと転んでケガしてしまいそうですし・・
こういう船に乗るっていうのは想像以上に辛いですよ・・・
どうにか楽なポジションを探そうと他の乗客も必死です・・・
さすがに地元民・・・こういう時、船の何処にいればいいかわかっている様で・・・
コーナーや揺れの少ない船底は先客でいっぱい・・・
よそ者の旅行者は何処へ行っていいかわからず一番揺れる上の方へ行くしかなく・・・
こういう揺れ方している船に2時間も乗っていると気が狂いそうになって来ます・・・
どう態勢を変えても・・・何処に移動しても揺れる苦しみから逃れられません・・・
時計を見ても着くまであと8時間もある・・・
8時間もこの揺れの中で・・この態勢で・・この風と大雨の騒音の中で・・乗船している事を考えると
ホントに気が狂うような辛さでした・・・
しかし・・・辛いと思うのは自分が辛いと思っているだけで・・・
この状態を辛いと思わなければ・・・案外大丈夫なんではないかと・・・
こう考え・・・
だったらこの船と自分を一体化してしまい・・・
島に到着してホっとしている自分を想像しないようにして・・・
時間の認識をなくして・・・
自分の意識はここにはなく・・・
ただ体のみ・・・ここに居るというイメージ・・
と・・・こんな精神状態にしてみようとトライしてみました・・・
すると不思議に・・・
あんなに辛い状態がほとんど感じられない・・・
時間の流れも後も先も感じられない・・・
場所の意識も上も下も右も左も感じられない・・・
このまま何時間でもいられるような気持ちになり・・・
翌朝までこの状態・・・
さすがに睡眠は取れませんでしたが・・・
あのフっと体が軽くなり・・・意識が飛んでいく様な・・・あの感じはなんだったのでしょう・・・
あれを「無の状態」というのなら・・・きっとあの夜だけは無になったんでしょうね・・
という事は・・・あれは「悟り」を開いた瞬間だったのか・・・
などと勝手に自分の体験を振り返ってみましたが・・・
あれが「無」であり「悟り」である訳がありません・・・
そんな簡単に体験できることではないのは重々承知しているつもりです・・・
が・・・辛い時に自分をどういう精神状態にすればいいのか、わかった様な気がします・・・
で、帰国後・・・仕事や生活で辛い状態になると、あのインドネシアの船の上を思い出す様にしてます
そうすると・・・けっこう辛い状態でも我慢が出来てしまう・・・
辛い状態が我慢できてしまうから・・・その状態から逃げるための工夫や知恵が回らない・・
工夫や知恵が回らないから楽になるような画期的な考えが浮かばない・・・
そしてどんどんドロ沼にはまって行く・・・
あれって気づくと。もう少し早く手を打っておけばよかったと・・・・後悔・・・
後悔すると辛いので・・・さらにインドネシアを思い出し・・・無の状態へ・・・
そうすると何も変わらない・・・
と言うことは・・・あの経験は自己啓発的に不思議で意味ある体験だったのに・・・
日本でビジネスをする上では意味のないことだったのか・・・
人生においては意味ある体験だと今でも思っているんですけどね・・・
やはり旅の経験は人生の心の充実と密度を上げることでは大変意味あることなんですが・・・
いわゆるビジネスにおける成功者としては何の意味も持たないという事なのでしょうか・・・
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