中国製の自転車について | DESIGN STUDIO COLOR CODE

中国製の自転車について

中国へは生産の仕事で何回も行ってます
しかし、渡航先は深圳、上海ばかりなんですよね・・・

世界第3位の面積を持つ中国からしてみたら、この二都市をみて中国のすべてを語るのはほとんど不可能です・・・
この二都市も行くたびに変わっているし、その変貌の早さに度肝を抜かれる事もしばしばです・・・

そしてこの国の持つの底知れぬエネルギーとパワーに圧倒されます・・・
生きていく上で大事なモノは金・・・
それを得るためには手段も方法も選ばない・・・
必要とあれば破壊も厭わない・・・
そんな印象を受けてしまいます

感傷やロマンなど、この国の人たちから聞いた事もありません・・・
モノを大切にしたり、思い入れを持って何かを買うと言う事があるのでしょうか・・・

中国人自体、モノに対してこだわったり、思い入れを持つ事が不得意な民族なのかも知れません・・・
基本的に雑ですし、仕事に対しても内容ではなくて結果のみを求める思考ですし・・・

そして、自転車も生産は中国人は仕事として請け負っています
どんな自転車がカッコ良くて、乗り易くて、自転車の何に価値観を求めているのか、などまったくおかまい無しでしょう・・・
そして人件費と材料費の安さから、安価な自転車が大量に日本に流れて来ます

それはあくまで、日本や台湾の請け負いで生産をしているからです

もし中国人の発想で、中国の土地と価値観に合う自転車を作ったとしたらどうなるのでしょう・・・

で、ネットでみつけた中国オリジナルの人民自転車・・・


COLOR CODE BLOG


この人、かなりの愛国主義者とみえます・・・
いまだに人民服を着てますし・・・

55歳の大工さんだそうです・・・
製作に3ヶ月かかったと書いてありますし

この自転車に中国人のモノに対する価値観あらわれてますね・・・

日本人ならきっと木製の自転車も荒削りのままで組み立てなどしないでしょう・・・
宮大工のように鉋できっちり削り、ヤスリをかけ、木目を活かした塗装を施し・・・
ミリ単位で木製のフレームを組み立て・・・
タイヤも完全に近い円のリムにして・・・・

まぁ・・・工芸品的な木製自転車を作るでしょうね・・・

アメリカ人ならきっと威張りが効くデザインのホッドロッド調の木製自転車でしょうか・・・
小径リアホイールにビッグホイールのフロント・・・
寄せ木的にフレームパターンで木を組み合わせて・・・

なんて想像してしまいますね・・・