My Own Private Idaho・・・目を閉じると何故か思い出します・・・ | DESIGN STUDIO COLOR CODE

My Own Private Idaho・・・目を閉じると何故か思い出します・・・

1991年って言うと
ユダヤ暦では5751年
イスラム歴では1411年
日本は平成3年

湾岸戦争が始まり、ソ連はまだ共産主義体制をしいていたこの時・・・
モスクワ、トルコ、イランと戦地の周りを旅していたのでした・・・

この年に公開された映画「My Own Private Idaho」
ガス・ヴァン・サントのこの映画・・・僕の記憶の中にずっと残っている映画です

キアヌ・リーブスとリバー・フェニックスが二人でNorton Commandoに乗ってアメリカの草原の走るシーンが印象的
これでますますカフェレーサーが好きになった記憶があります
もともとバイクが好きだったんでこのシーンが気に入っている訳ですが

基本的にガス・ヴァン・サントの世界観は好きなんです・・・
特に90年代の彼の映画はよかった・・・

人生の中で一番映画を観てた時期が90年代と言うだけの事かも知れませんけど・・・

アメリカは本当に奥深い国・・・
アメリカの映画と言えばハリウッドの娯楽映画ばかりが取り上げられますが
インディーズ系の映画も映画がいっぱいあります

アメリカの映画製作の詳しい所までは知りません・・・
知ってみたいものですけど・・・何故かハリウッド系の映画のフィルムの色とインディース系の映画の色は違いますね
使っているフィルムの種類が違うのかも知れません・・・
最近のハリウッドはデジタル撮影なのでますますキレイになる反面、色がキツ過ぎて味わいがないですけどね・・・

このガス・ヴァン・サントの映画の色は乾いているけど、キレイな色だし、グレイッシュな雰囲気だけど
濡れた色にも見える不思議がたまりません

彼の初期のポートランド三部作と呼ばれる映画の舞台のポートランドは町並みと街の色が
確かに彼の映像に合っている所ですしね・・・


この映画が公開されてからすでに18年・・・
今観ても古さを感じさせない彼の感性は本当にこの時が一番よかったと思います

ヒッピーの家族の元に生まれたリバー・フェニックスも役にはまっているし
ハリウッドデビュー前のキアヌ・リーブスはぜんぜん変わりませんけどね・・・

ぜひぜひもう一度観たい映画です


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このシーンですよね・・・
Norton Commandoに乗って旅をする男二人・・・


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映画はモノクロじゃありません
こんな感じです