合成繊維が身近になったのはここ50年なんです
たまには真面目に仕事に近い話を書いてもいいかも知れないですね・・・
僕の会社は基本的には機能性の高いアパレルのデザイン・生産を生業としてます
多分、大義ではアパレル、狭義ではスポーツウェア、アウトドアウェアの部類に入ると思います
もともとアパレルとは纏(まと)うモノの意味なので、やっぱりデザインしているのはアパレル・・・
その中でファッションと呼ばれる部類のモノとは違います
デザインしているモノのほとんどは合成繊維で出来ているモノばかりです
自分にとって非常に身近な繊維であり生地であるけれど、その歴史や製造過程などはほとんど知られていません
昨今のエコブームや一時期の原油価格の高騰で忌避される存在だったと思いますが、石油から作られている合成繊維はほとんどバッシングを受けていないですね・・・
それほど身近になっていて無くてはならないモノになっていると思います
なんせ、合成繊維のほとんどは自然に返る事はなく、半永久的に存在し続けます
でも燃やせば何にもなくなってしまうんですけどね・・・
で、その合成繊維の歴史ですが、1935年、アメリカ人化学者ウォーレス・カローザスによって発明されたとなっています
その後、アメリカ、Du pont・デュポン社が1938年に正式にナイロンと言う名前で発表しています
このウォーレス・カローザス・・・サーファー達が着ている「ネオプレン」という合成ゴムの生みの親でもあります
そして合成繊維が発明された時代は周知のごとく世界大戦中・・・これらの製品は軍事産業として発展していきます
ナイロンは発表当時「空気と水と石炭から作られ、鉄より固く、くもの糸より細く、絹のようにしなやかである」と宣伝されていたのです
第二次世界大戦当時、日本陸軍の落下傘部隊のパラシュートは絹で出来ていました
当時は薄く軽く強い素材は絹しかなかったのです
現在のパラシュートやパラグライダーの生地はナイロン製
これにポリウレタン系のコーティングを施し、合成繊維をさらに強くしています
もし、スカイダイビングするといたら、絹のパラシュートとナイロンのパラシュートどちらを選ぶでしょうか・・・
大戦当時、日本とアメリカはこういう点でも差があったのです
敗戦、そして日本の復興をこの合成繊維は助けてもくれました
東レ、帝人、カネボウなど、ナイロン、ポリエステルを生産し、アメリカに輸出してその規模を拡大していきました
まさに明治の絹の輸出と同じです
特にポリエステルは日本が得意としている合成繊維です
生産が始まったのが1958年
高度経済成長のまっただ中です
しかし最新技術を用いた製品でも世間に行き渡れば、次は価格競争になってきます
日本はバブルの時代を境にアパレル産業やそれに付随するモノを海外に委託するようになってきます
合成繊維もその中のひとつ
次第に価格競争から脱落し、その生産をアジアの国に譲っていくのです
そして、今は台湾と台湾資本の中国工場が合成繊維の一大生産地として合成繊維を世界に供給しています
が、これは普及品レベルの繊維の話しです
日本はいまだにレベルの高い合成繊維を生産しています
結局、合成繊維を作るのは工作機械であり、その工作機械の生産は日本の得意技でもあります
高密度の繊維やアラミド系(これもナイロン系の派生製品)の繊維を得意としているのです
しかし、こちらは主に工業用や建築材として使用されています
こんな歴史をたどってきた合成繊維は生まれてからまだ70年ほどしか経っていないのです
普及してからは50年も経っていません
便利であったり、利益を生み出すモノであれば普及するのも早いのでしょうね・・・
しかし大義の着るモノとしたら天然素材の肌触りや風合いには遠く及びません・・・
タイトフィットのTシャツや女の子のキャミソールなんてほとんど合成繊維で出来ています
けど、コットン100%のTシャツの方がなんて肌触りの良い事か・・・
天然素材と合成繊維、それぞれ役割が違う訳です!
僕の会社は基本的には機能性の高いアパレルのデザイン・生産を生業としてます
多分、大義ではアパレル、狭義ではスポーツウェア、アウトドアウェアの部類に入ると思います
もともとアパレルとは纏(まと)うモノの意味なので、やっぱりデザインしているのはアパレル・・・
その中でファッションと呼ばれる部類のモノとは違います
デザインしているモノのほとんどは合成繊維で出来ているモノばかりです
自分にとって非常に身近な繊維であり生地であるけれど、その歴史や製造過程などはほとんど知られていません
昨今のエコブームや一時期の原油価格の高騰で忌避される存在だったと思いますが、石油から作られている合成繊維はほとんどバッシングを受けていないですね・・・
それほど身近になっていて無くてはならないモノになっていると思います
なんせ、合成繊維のほとんどは自然に返る事はなく、半永久的に存在し続けます
でも燃やせば何にもなくなってしまうんですけどね・・・
で、その合成繊維の歴史ですが、1935年、アメリカ人化学者ウォーレス・カローザスによって発明されたとなっています
その後、アメリカ、Du pont・デュポン社が1938年に正式にナイロンと言う名前で発表しています
このウォーレス・カローザス・・・サーファー達が着ている「ネオプレン」という合成ゴムの生みの親でもあります
そして合成繊維が発明された時代は周知のごとく世界大戦中・・・これらの製品は軍事産業として発展していきます
ナイロンは発表当時「空気と水と石炭から作られ、鉄より固く、くもの糸より細く、絹のようにしなやかである」と宣伝されていたのです
第二次世界大戦当時、日本陸軍の落下傘部隊のパラシュートは絹で出来ていました
当時は薄く軽く強い素材は絹しかなかったのです
現在のパラシュートやパラグライダーの生地はナイロン製
これにポリウレタン系のコーティングを施し、合成繊維をさらに強くしています
もし、スカイダイビングするといたら、絹のパラシュートとナイロンのパラシュートどちらを選ぶでしょうか・・・
大戦当時、日本とアメリカはこういう点でも差があったのです
敗戦、そして日本の復興をこの合成繊維は助けてもくれました
東レ、帝人、カネボウなど、ナイロン、ポリエステルを生産し、アメリカに輸出してその規模を拡大していきました
まさに明治の絹の輸出と同じです
特にポリエステルは日本が得意としている合成繊維です
生産が始まったのが1958年
高度経済成長のまっただ中です
しかし最新技術を用いた製品でも世間に行き渡れば、次は価格競争になってきます
日本はバブルの時代を境にアパレル産業やそれに付随するモノを海外に委託するようになってきます
合成繊維もその中のひとつ
次第に価格競争から脱落し、その生産をアジアの国に譲っていくのです
そして、今は台湾と台湾資本の中国工場が合成繊維の一大生産地として合成繊維を世界に供給しています
が、これは普及品レベルの繊維の話しです
日本はいまだにレベルの高い合成繊維を生産しています
結局、合成繊維を作るのは工作機械であり、その工作機械の生産は日本の得意技でもあります
高密度の繊維やアラミド系(これもナイロン系の派生製品)の繊維を得意としているのです
しかし、こちらは主に工業用や建築材として使用されています
こんな歴史をたどってきた合成繊維は生まれてからまだ70年ほどしか経っていないのです
普及してからは50年も経っていません
便利であったり、利益を生み出すモノであれば普及するのも早いのでしょうね・・・
しかし大義の着るモノとしたら天然素材の肌触りや風合いには遠く及びません・・・
タイトフィットのTシャツや女の子のキャミソールなんてほとんど合成繊維で出来ています
けど、コットン100%のTシャツの方がなんて肌触りの良い事か・・・
天然素材と合成繊維、それぞれ役割が違う訳です!
