SUZUKI GEMMA | DESIGN STUDIO COLOR CODE

SUZUKI GEMMA

仕事柄、二輪メーカー各社の出す新製品はチェックしますし、スペックも気にしていたりもします
でも、心に響くバイクがない・・・
その中でもとってもアグリーなバイクが出て来たので感想書いてみます

スズキ ジェンマと言えば、1982年にジュリアーノ・ジェンマをキャラクターに起用したベスパそっくりなスクーターを思い出します
気軽にベスパの雰囲気が味わえるので人気があったような記憶があります
トップモデルは125ccの3速オートマミッションが着いていた代物だったような・・・
これってベスパのパクリそのものだったんだと後から思いましたが、パクリものでも時間が起てばすっかりノスタルジックな雰囲気を醸し出しています



時代が変わって2008年登場のジェンマがこちら




とっても未来的です。
デザイナーはスズキ株式会社の二輪デザイン部 チーフデザイナー津島寿夫氏です
インハウスデザイナーさんなので何をデザインされている方かよくわかりませんでした
彼の思考もセンスも分かりませんが、これほどアグリーなバイクを世に出したスズキに拍手したいです
と、言ってもけっこう人気があるみたいです
特にクリエーターをやられている方に人気があるみたいです
アグリーと一喝してしまう自分のセンスは大丈夫なのか、と疑ってしまう結果になってしまいました
未来なデザイン傾向には賛成です
乗り物のデザインは未来的になっていかないとこの先、産業として衰退してしまいます
何故未来的がいいのか、今後書いてみたいと思います
その未来感が様々な法律的制約と技術的な制約の中でデザインされると安易な質感になってしまいます
未来感を出す場合もノスタルジアを出す場合もどこまでシンプルな線を追求していけるか、が見る側の心に入るかどうかでしょう・・・
日本人の感覚で未来的なものはすべてシド・ミード的なのでしょうか・・・
どうせやるならシド・ミードまでやってもらいたいです
未来のセンスを持っていると僕が思うメーカーはやはりAPPLE社
でもAPPLE社の出す製品はどれもシンプル
シンプルがユーザーの心に製品を自分なりに自分のものにして行くカスタマイズの心を生み出すと思います

このアグリーなジェンマはやり過ぎのデザインで何もユーザーの心に響かないと思います
特にバイクって乗り物が好きな人には・・・
企業の方針でこのスクーターはバイクが好きな人に向けて作られていない事わかりますが、ン~、どうなんでしょ・・・