2009年のある日、
大塚国際美術館で
ファッションデザイナー
山本寛斎さんの
トークライブイベント
が開催され、
当時86歳の祖母と
一緒に参加したことを
ふと、思い出しました
山本寛斎さんは、
生まれ育った家庭環境が
複雑だったそうですが
ご苦労されたであろう
過去を、微塵も感じさせない
明るさでした
眩しい
また、ご本人は達観されて、
苦労と思っていないお姿に
逞しさも感じました
強い
山本寛斎さんは、
若い頃、自分がカッコいい
と思ったファッションで
日本の町を歩いても、
奇異な目で見られるばかり
でしたが
自分の感性と可能性を
信じ抜き
日本で認められないなら
海外へ行こう
ということで、
海外に行かれたところ、
その服カッコいいね
と沢山の方々に
褒められ、認められ
日本とまったく違う
反応だったそうです
こっちがダメでも、
あっちがある
諦めずに信じ抜くこと
多角的に物事を見ること
視野を広く持つこと
の大切さを教わりました
🔸その内容の本がこちら
山本寛斎さんのような
ポジティブで柔軟な
考えの方
大好きです
トークショーの後
サイン会があり、
山本寛斎さんと会話できる
順番が回ってきました
「 祖母と一緒に来ました
86歳なんです 」
と、ご挨拶すると
『え 86歳
俺なんかまだまだ
若僧じゃん』
と驚かれて
わざわざ
立ち上がってくださり
最敬礼をしてくださり
祖母に
握手をしてくださいました
ものすご〜く
嬉しかったです
祖母と2人で
喜びと感動に
浸りながら
帰ったことを
思い出します
山本寛斎さん
ほんとに
ステキな方でした