こんばんは。
間取りを考える際に、出てくる呪文言葉「尺モジュール」または「メーターモジュール」。
家造りに携わるまで、そんな言葉知りませんでした。
間取りを考えた経験のある方はよくご存じかもしれませんが…
★尺モジュールとは…
1尺=303mm
3尺=909≒910mm
910mm×910mm=1グリッドを基本単位とする家の作り方です。
★メーターモジュールとは…
1000mm×1000mm=1グリッド
となり、尺モジュールより縦と横が90mm大きくなります。
「注文HOUSE」より
我が家は尺モジュールを使用しています。
尺モジュールのほうが小さい分、土地に対して小回りが利くのでハウスメーカーではこちらを使うところが多いそうです。
1グリッドを組み合わせて間取りを作るうえで、各居室もそうですが廊下やトイレなども1グリッドの倍数で考えることが多いかと思います。
我が家も最初は廊下やトイレなど1グリッド毎の組み合わせで考えていたのですが、例えば廊下などは1グリッドの幅で考えていると、実際の有効幅が違ってきます。
横幅を1グリッド=910mmで設定したとしても、実際は柱や壁の厚みがあるのでそれよりもやや狭くなります。
(例)柱を105mm、クロス・石膏ボード等35mmとして、
有効幅:910-105-35=770mm(※石膏ボードやクロスの厚みで変わる)
廊下を1グリッドで設定すると、図面では910mmですが実際の横幅は770mm位になってしまいます。
メジャーで測ってみると、結構狭いことがわかります。
2人ですれ違うのも結構きついです。
我が家、今住んでいる賃貸マンションの短い廊下は幅が1m以上あるので、できれば今くらいは欲しいと思い、廊下は1m以上で!と依頼しました。
図面では幅1100mmとなっていますが柱やクロスの分を差し引いてみると有効幅は1mちょっと切るくらいかもしれないですね。
でもこれなら、洗濯かごを抱えて部屋移動してもかごを壁にぶつけなさそうですし、片方が壁にへばりついてすれ違う必要もありません(両壁の部分少ないけども…)
他のメーカーさんはどうなのか知りませんが、基本的には1グリッドずつで間取りを設定しても、そういった幅の変更は可能でした。
トイレの横幅もそうです。
トイレを1畳(0.5坪)として、並べると縦2グリッド、横1グリッドのトイレが出来上がります。
横幅は先ほどと同じように壁芯から1グリッド910mmとしても有効幅は770mm(上の図だと780mm)位です。
最初、1.25畳だったトイレを小さくして1畳にしたのですが、横幅がとても不安になり、室内で簡易地縄作戦としてトイレ空間をシミュレーションしましたw
結果「意外といけそう」というイメージです
1畳トイレは一番採用されるのかもしれませんね。
既存住宅のサイズと比べてみるのもいいですよね。
現在の賃貸トイレの横幅が800mm以上あるのですが、それよりは狭いかもしれないなあ…と思ってはいます。
今のマンションはメーターモジュールで建てたのかも…
そろそろちゃんとしたメジャーを買いたい…