目一杯好きなことをして楽しむサラです♡


私の料理の先生は母でした🍙


思い返すと小学生の低学年の頃から台所に立つ母の横に立ち、母が包丁で野菜をトントントンと切ったり、煮物をコトコト煮たりするのを聞いたり眺めているのが大好きでした🥒🥕🍠


母は山形県高畠町生まれで田舎料理が得意でした。
おおざっぱに味付けをするのに、味加減が丁度良く親戚にも評判の料理上手な人でした。


89歳でまだまだ元気に作っていますけれど(^。^)
いつしか私も母を見て料理を作るのも食べるのも大好きになっていましたね。


この料理は山形県の郷土料理の『だし』といいます。

作り方は簡単。

(材料)約4人分(アバウト笑)
ナス🍆  2本
キュウリ🥒 2本
ミョウガ 2本
枝豆  適宜
大葉 5枚
だし汁(削りがつおと昆布)
塩 少々
醤油 少々
砂糖 ほんの少々

(作り方」
・枝豆は茹でて薄皮を取っておく
・ナスは6〜7mmくらいにカットしたら直ぐに塩水につけてアクを取る
・キュウリも同じ大きさに切って塩水につける。
(水につけるのは短時間でOK。)
・ザルにあげてだし汁で味付けします
・ミョウガ、大葉も刻んで全部を混ぜ合わせます
・冷蔵庫で3時間くらい冷やして味を染み込ませたら出来上がり

アレンジして色々な野菜を使えますが、ナス、キュウリ、ミョウガは定番のようです。
母の『だし』には枝豆が必ず入るので食感と色どりが良いので私もそのまま受け継ぎました。


母からは褒められた記憶がなくて、相談したくても話しを聞いてもらえず、愛されていなかったとずっと思っていました。

離婚を反対され続けていたので実家にも帰れなかった日々が3年くらい続きました。


でもね〜。
こうして料理を作れるようになったのは母のおかげさまだったわけです。


未だに私の話を受け入れるのはなかなか厳しい人ではありますが。


母は母で昭和の戦後の大変な時期を苦労を重ねて私と妹を育ててきた人ですので感謝しかありません。


そして帰れなかった実家には今年のお正月には帰れるようになりましたし!


私がこうして元気に生きていられるのも母が栄養を考えた美味しい料理を食べさせてくれたおかげだと思っています。



さてそんなこんなでハーバリウム教室を開いた時の生徒さんからご縁をいただきまして。
山形郷土料理を使った一日女将をやらせて頂くことになりました🍱🍚🍵

5月18日(土)一粒万倍日の日
場所:水道橋から3分のレンタルキッチンスペース
19時〜21時
参加費3000円

詳細はまた書きたいと思います。


これからの季節にピッタリのサッパリ味の『山形だし』ももちろん作ります。


母への感謝を込めて作りたいと思います。