「油絵を描くために、はじめに何を揃えたらいいですか?」
という質問をいただいたので、
初心者さんがはじめに揃える道具を
わたしが普段使ってる画材から紹介したいと思います
①油絵の具
まずは何と言っても絵の具!
12色セットを買うのもいいけど、
いろり的・使える12色はこちら!
・チタニウムホワイト(最強の白)
・パーマネントホワイト(ポピュラーな白)
・ピュアレッド
・パーマネントイエロー
・パーマネントイエローレモン
・ウルトラマリン
・マンガンニーズブルー
・パーマネントグリーン
・バライタグリーン
・ピーチブラック
・イタリアンピンク(ピンクっていうけど、茶色だよ!)
・ブリリアントピンク(これはほんとにピンク)
・ローアンバー
・コバルトバイオレット
以上14色!基本色にオススメです
(12色じゃないんかい)
②パレット
手入れが簡単なペーパーパレットがオススメ♪
500円〜くらいで売ってます。
③筆
油絵の具は粘りがあるので、
毛が固くてコシのある筆を使います。
いろいろな毛の種類がありますが、
まずは豚毛がオススメ!
12号丸筆かラウンド
8号丸筆かラウンド
6号丸筆
4号丸筆
0号丸筆
あたりかな?
こちらが豚毛です♪
1本500円〜5000円くらい。
④描画オイル
わたしはテレピン(さらっとした揮発性のオイル)と
ポピーオイル(粘りのある固まるオイル)を気温や画面状況をみて
調合したりしますが…適切に調合できるようになるまで10年〜くらいかかりました
調合に失敗して、画面がバラバラ剥がれ落ちたりしましたよ・・・
なので、初心者さんは
「ペンチングオイル」(メーカーさんが研究しつくした調合オイル)と
「テレピン」の2種類あれば十分です
小さいサイズは500円前後であるかと。
⑤筆洗オイル(ブラシクリーナー)
油絵の具は、油で筆を洗います。必需品のひとつ。
小さいサイズは500円くらいであるかと。
⑥ペンチングナイフ
まずは1本!
100均にもあって、試したけれどやめたほうがいいです。
ナイフの側面…角が立ってるというか…使いにくいです。
画材屋さんで売ってるナイフがオススメ。
わたしはホルベインのナイフを愛用しています。
油絵らしい画面が作れますよー
⑦キャンバス
100均にもあるので、まずはそれでもいいかも!
麻のキャンバスは0号1000円〜くらいします。
⑧古布
綿や麻など、天然素材の古布は必需品♪
道具の手入れや、キャンバスから絵の具を拭き取ったり。
娘の古着も活躍中!笑
以上、8点でした
全部買って、8000〜12000円くらいかな?
さらに!!
初心者が揃える道具リストによく入ってるけど
なくてもいいかも!なものは…
・油つぼ
手入れがめんどくさい!!
うっかり手入れを忘れて油が固まってしまったら、
専用オイルで溶解しなきゃいけない。
とにかくめんどくさい!!
100均のお皿〜紙コップなどが使いやすくてオススメです
陶器かステンレス製のものが使いやすいよー!
・イーゼル
あったら便利だけど、高いので(8000円〜10万円くらい)
まずはデスク上でいいと思います
・パレットナイフ
文字通り、パレットの上で絵の具を混ぜたりするようのナイフで
わたしも持ってますが全然使わない…
ペンチングナイフの方がしなるので混ぜやすい!
ペンチングナイフでオイルと絵の具を混ぜているところ。
↓↓↓
この3点は、はじめはなくても大丈夫♪
というわけで、油絵で最初に揃える道具を書いてみましたー!
参考になれば嬉しいです
詳しく聞いてみたい方は
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それでは、また。
光田色李(こうだいろり)
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