光田色李（こうだいろり）です
見て見てーーー
油絵「宇宙大河」がiPhoneケースになりましたーーー
https://suzuri.jp/kodairori/2956315/book-style-smartphone-case/iphone7/white
すっごいテンション上がる〜〜〜〜
かわいい
「宇宙大河」にお似合いのオルゴナイトもつけちゃった
かすかにインクの匂いがするのが新品感
この絵は、すごく思い入れのある絵なんです。
私の作品には２点だけ非売品があるのですが、
その一つがこの「宇宙大河」です。
パズルのピースを閉じ込めた絵を
たくさん描いてきましたが
これが、初めてパズルのピースを閉じ込めた絵。
描いたのは大学４年生の時。
私は卒業制作に
大きい絵を２枚描かなくてはいけなかったのですが
その卒業制作が辛くて辛くて
経過報告での教授の評価も辛い辛い
何度もお蔵入りさせて逃げたくなりましたが、
完成させないと卒業できません。
「卒業制作」の現実逃避に
私は１年間に１０点以上の小さい絵を描きました。
誰からも「評価」なんてされない絵。
そう思ったらすごく軽くなって
「こんな絵を描きたい」というアイディアも次々と湧いてきて
ただただ楽しんで好きなように描いた。
大学生の時は、
額をしつらえるお金もなくて
ホームセンターで買ってきた木材と塗料で手作りした額。
働いてお金が出来たら
この絵に素敵な額を着せてあげた
「現実逃避」に、ただただ楽しんで描いた絵たちは
思いがけず好評で「欲しい！」と言ってくる方が何人かいました。
その多くは「差し上げます！」と人の手に渡りました。
自分で持ってるよりも
誰かが飾ってくれたら嬉しいなと思って
そんな中、
この「宇宙大河」は、「これだけはダメ」と申し込みを断り続け
ずっと手元に置いてきました。
わたしは１０代の頃から
「思想家」の本を読むのが好きでした。
あるとき、
般若心経の訳を読んで衝撃を受けました。
「宇宙に存在するすべては
同じ一つのものから生まれた」
と書いてあったんです。
今ではスピリチュアルも拡がって
「ワンネス（すべては一つ）」なんて言葉も
当たり前に聞くようになりましたが
その時のわたしにはただただ衝撃的で…
来る日も、来る日も
「この草とわたしは同じもの？」
「あの人とわたしは同じもの？」
「空とわたしは同じもの？」
「凶悪犯も、赤ちゃんも同じもの…？」
と考え続けました。
考えても考えても
わからなかったので筆をとりました。
すべてが一つ
すべては欠けてはならない大切なワンピース…
その「ワンピース」をキャンバスの中に閉じ込めました。
そうして生まれた絵。
個展でも４回も！！展示しちゃいました。
当時３２歳のわたし。
いえ〜い
遠方から見にきてくださったり
古典技法を自在に操る凄い画家さんが見にきてくれたり
高校時代の美術部の先輩が来てくれたり
魔女も「気」を入れてくれました。
そんな思い出いっぱいの絵が
スマホケースになったんです〜〜〜
感動！！
iPhoneケース２６５０円〜３０００円で販売中です
https://suzuri.jp/kodairori/2956315/book-style-smartphone-case/iphone7/white
お揃いで持ってくれると嬉しいです
