光田色李(こうだいろり)ですニコキラキラ
 
 

 

5月に、3年ぶりの個展が控えてまして…

今せっせと準備しているところですウインク

 

 

 

ところが3年空くと

「個展って何がいるんだっけ?アセアセ」状態だったので

 

復習がてら3年前の記事を加筆&再アップします音譜

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最近、個展の会場で

 

「個展って、どうやって開くのうーんはてなマーク

「個展って、何を準備すればいいのうーんはてなマーク

 

 

質問されることが増えてきたので

そのことを記事にしてみたいと思いますベル

 

 

そもそも

 

ビックリなのが

 

「色李さんはしっかりしてるから…。」

「色李さんはプロだから…。」

 

 

と言われることですよ!!

はたから見ると、私、ちゃんとして見えますか??笑

 

 

 

 

もうね。

 

 

 

むしろダメダメなんですよ…。

 

 

 

 

10号の絵を20号って表記していることに気がつかなかったり…。

芳名帳があるのに、ペンがなかったり…。

壁の面積を計算。的なのが全くダメで、毎回えらいことになってたり…。

期日までに絵を完成できずに、未完成の絵を飄々と展示したり…。

会場の定休日を間違えてたり…。

オープンの時間を間違えてたり…。

 

 

 

 

羅列してるとお腹痛くなりそうなので、

この辺で勘弁してください…。笑

 

 

 

 

ね?

 

あげればキリがないくらいに、

本当、ダメなんです・・・。

 

 

 

 

 

でもね。

 

こんなにダメでも、個展の日程さえ決めれば

幕は上がってくれますウインク嬉しいですねラブラブ

 

 

 

 

 

ではでは!

用意するのはこれだよ〜〜〜を10コ羅列いたしますキラキラ

 

(1)作品&額装

 

展示する作品を、展示できるお姿にラブラブ

 

 

 

作品制作&額装が

もっとも時間とお金をかけていくところだと思います。

 

 

 

 

私がこの1年で額装にかけたお金は、22万円でした。

な〜んだ、意外と少ない!

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額縁店に、絵を持ち込んで

「お似合いの額」を合わせていくと失敗がないのでオススメ。

 

 

(イメージのみで、オンラインショップで額を購入したものの、

いざ絵を入れてみると額と絵が全然合わなかった。

ということもありました…。どうすることもできずに、アトリエに額だけ保管中。

 

 

 

 

 

 

 

(2)案内はがき

 

会期や、会場を記した「個展の案内はがき」は、とっても大切。

 

 

下矢印このハガキは、《印刷通販プリントパック》さんに発注しました。

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ホワイトアートポスト220㎏

400枚で2000円くらいでしたびっくりやすーい

 

 

 

わたし、それまで50枚入り1000円の「EPSON絹目紙」を使っていたので…

業者さんにお任せしたほうが

 

ずーっと安くて、ずーと楽チンでした…音譜

 

 

 

なんといっても

家庭用のプリンターで400枚はがきを刷るって結構大変。

 

 

 

「うそやん?また??」ってくらいにインクは次々なくなるし…

紙は詰まるし…

謎のインク汚れはついてるし…

ふと見たら横スジが入りまくって大量にボツになるし…

 

 

 

 

なんでなの???っていつも不思議なんですが

家庭用プリンターって、

 

トラブルのオンパレード宇宙人くんわたしが悪いの??

 

 

 

という経験もあって、

 

一度、業者さんに発注する「軽い心」を体験すると

自分で大量印刷する気はなくなりました。

 

 

 

(3)ポスター

 

ポスターはギャラリーさんによって

 

「⚪︎⚪︎サイズのものを用意してください。」と言われたり

「こちらで用意しますね。」と言ってくれたり

 

いろいろです。

 

 

 

なので、個展が決まったらギャラリーさんと

ポスターについて打ち合わせしてみてください。

 

 

 

下矢印こちらはギャラリーさんで用意してくれたポスター。

案内はがきをA3に拡大&ラミネートしてくださいました。

ありがとうございますラブラブ

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下矢印こちらもギャラリーさんで

案内はがきを拡大してくださったもの。

ありがとうございますラブラブ

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(4)芳名帳&ペン

 

 

芳名帳は、どこで売ってるのか不思議なものの一つのようです。

 

 

これは、画材店や額縁店で

一冊1000円くらいで売られています。

 

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いろいろな表紙があるので選ぶのが楽しいラブラブ

 

 

 

 

 

(5)題名票

 

 

 

ぺらぺらでお恥ずかしいのですが…あせる

作品の題名票です。

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こちらは、パソコンで作って

170㎏のローマストーン紙に印刷したものです。

 

発泡スチロールボードに貼ってカットするとかっこよくなりそうですね!

 

 

 

 

改善点が、めちゃありそうな題名票でした・・・

 


 

 

 

(6)作品解説

 

 

私は美術館などに行っても

「とにかく、目の前の作品を感じよう…キラキラと、なりがちで

 

作品解説などを、ぶっちゃけ、読みません。

 

 

 

 

「私が私の感じ方で、この絵を感じるのラブラブ」的な…

とにかくゴーイングマイウェイな作品鑑賞をしてきたので

 

 

「作品を説明しよう」なんて発想は、みじんもありませんでした。

 

 

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前回、初めて、

 

「人は、どんな思いで絵が制作されたのかを知りたいのだよ。」と助言をいただき

 

この作品説明カードを一緒に展示させていただきました。

 

 

 

 

初めての試みでしたが

 

好評でしたキラキラ

 

 

なので、今後もこの「作品説明」を作ってみようと思っています。

 

 

これがあると

より、作品に「感情移入」していただけるのかな〜なんて感じた次第です。

 

 

 

 

 

(7)作者略歴

 

これを作ったときは

私の経歴なんて、いったい誰が興味あるんだよ…と思っていました。

 

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そうしたら、意外にも、じーっと見てくれる方が多く…

 

「私も教育大の美術でした。」

「私も毎年ロマン派展に出してます!」なんて話しかけてくださって、

話しのきっかけになることもよくありました。

 

 

 

なので、略歴を作ると

 

作者に興味を持っていただいたり

覚えていただくきっかけの一つになるかもしれません。

 

 

 

 

(8)茶菓

 

レストランや喫茶店内のギャラリーはその限りではありませんが

お客様のおもてなし用の茶菓は作家が用意します。

 

 

私は、「コーヒー=ブラック」なので

「お砂糖ありますか。」と聞かれて

 

 

「ありません真顔」ということがよくありますあせるごめんなさいごめんなさい

 

 

 

(9)体力

 

わざわざ項目に起こしたくなるほど、

展示作業には体力が必要です!

 

 

 

 

小品であっても、額装した絵はズッシリと重たく

 

運び出したり運び込んだり(階段からの階段)、

吊るしたり吊るし直したり(脚立からの脚立)・・・

 

 

をすると「軽い引っ越し並み」の体力を要します…!!!

 

 

 

 

(10)作品集

 

 

自分の作品が掲載されている

公募展の本などがあれば

 

置いておくと喜ばれました音譜

 

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(11)その他

 

その他には、感想を書いていただくノート。

 

「写真撮影OK(もしくはNG)」の掲示物。

 

名刺やパンフレット?

 

 

 

なんかもあるといいかも知れないですねウインクキラキラ

 

 

 

以上、10コ11コでした!!

 

 

 

 

 

私はこんな感じで個展の準備をしています。

ご覧の通り、抜けているところがたくさんあります。

 

 

 

それでも、私が個展を開催できたのは

 

「日程さえ決めてしまえば幕は上がる。」

 

から。本当にそれだけ。

 

 

 

幕が上がって…自らステージに立つと

 

受け取るものが本当にたくさんあります。

発表することで、酷評されたとしても。

 

 

「見てくれる人」がいるから、人は絵を描くのだなぁと思います。

 

 

 

 

参考になれば嬉しいです音譜

 

それでは、また。

 


 

色李画廊

http://minne.com/color04128

 

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