骨感もあるストレートタイプの方のナチュラル偽装検証レポート【骨格診断PLUS®&カラー】 | 骨格診断・パーソナルカラーから学ぶ、40代、50代からの大人ファッションレッス ン

骨格診断・パーソナルカラーから学ぶ、40代、50代からの大人ファッションレッス ン

COLOR&STYLE1116  Yamasaki Mariko
骨格診断士plus、パーソナルカラーplus診断士をしております
何を着て良いか分からない
私達世代の悩みを解決します

ストレートタイプの方の
ナチュラルスタイルへのカジュアルダウン

以前ご紹介させていただいたMさまのブログの続き
随分と間が空いてしまいました
Mさま、お許しくださいませ。続きを綴らせていただきます。



Mさま
着地点は「ゴ-ジャスリッチストレ-ト」

骨の大きさも感じられますが
筋肉のハリ感の方がより感じられる
というご様子です。


当時のbefore&afterより





骨も大きいストレートタイプ


ここで骨も大きいストレートタイプの方
について少し

骨も大きい=ナチュラル度もある
と直結するワケではありません。

ストレートの方の大きい骨の「骨感」は筋肉に覆われ
骨はその質感を消し「筋肉のハリ感」になっています

骨は質感へは繋がらず、土台をよりしっかり大きく形成する。
つまり よりストレートっぽい(厚み、安定感)へ繋がります。

(ただ、筋肉に隠れているとはいえ、骨の強さは、
身体全体の強さを感じさせます。
ついては 重さのあるもの=○。
ナチュラルに使われる強さ、重さのあるものも
お召いただいても負けない、というご様子になられます。)


肩に関して言えば

同じように大きい肩の骨であっても



ナチュラルは直線的で厚みのない様子

ストレートは曲線を帯び厚みを増した様子






Mさまからのメールより
(一部抜粋)


診断の時、肩甲骨を触って「骨が大きい!」と言われた事からも、
ドルマンスリーブのシャツや、ベルスリーブのシルクのワンピースに
ストー
ルで縦ラインを作る…等でしょうか。

他にもナチュラル偽装?をする方法はありそうなので、
楽しんで、色々検証していこうと思います!
ここからは、骨格診断応用編ですね。
本当に私の個性と体格に合う装いをこれからも追い続けていきます(*^_^*)



ANSWER

上記で書かせていただいたように
骨が大きい=ナチュラル度もある
と繋がるワケではありません。

ドルマン、ベルスリ-ブがストレートの方に×なのは
ライン的に上半身を大きく見せる ところにあります
(テイスト的にはカジュアル度が高い点で合わない)

余計な幅と奥行きを作ってしまうドルマンスリ-ブ
(他、似合う似合わないは肩幅とも関係してきます)


ただMさまは
奥行きはおありでも、幅広感はそれ程おありでない
またストレートの方としては手足に小ささがない
テイストをカジュアルにする場合、絶対×とまでは
いかれないかと思います。
スタイルアップを狙われるなら余りお勧めでない、となられます。


Mさま REPORT 続き


まだナチュラルへの未練 捨て切れてません~。
とは言いながら、今回2つのコーディネート自撮りしてみて
色々発見もあったりして楽しく検証してます。


ニット、デニムで似たような物を探して、
それぞれ「ストレート的」「ナチュラル的」な
コーディネートにしてみました。
今回分かった点が3つ程…。





1.ストレートはやっぱりストレート的な着こなしが必須

ナチュラル的コーデの方のニット、よく見ると前だけインしています。
前も後ろもウエストマーク無しでだるだるに着てみると、
似合わなかったです。

素材や着こなしをナチュラル的にしても、
締める所を締めないとストレートの私には難しい~

と実感しました!
最近流行りの前だけインを発明された人、
きっとストレートさんですね。

逆に言うと、押さえるべき所を押さえれば
ナチュラルに近づいても違和感なく着こなせると思いました。
私の場合は下腹辺りに余分な浮きを作るのが特に駄目なようです。



山崎 COMMENT


ストレートの方のスタイルアップには
「余計なウキを失くし、メリハリを活かす」の実践編から
更にカジュアルダウンへ進めて頂けました♪





2.素材はザ・ストレート~ナチュラル寄りまで(?)




濃い紫のニットの素材がウェーブ寄り(厚みはあるものの、
柔らかく、若干フワフワ)なので、完全に肉感を拾っている為これは×ですよね。
丈も短いし、リブの位置が高くて××

薄紫のニットの方は少し粗めのナチュラル寄り素材です。
でも…そんなに悪くない⁈

粗めがイケる気がするのは何処から来ている要素なのでしょうか。
目の強さ?骨感?パーソナルカラー?




山崎 COMMENT


フワフワ感は筋肉を抑えきれず、余計なウキを作ります。
粗さがあっても、ある程度の厚みとハリで余計なウキがないことと
ネックラインの空きのスッキリ感が似合うで薄紫の方が
濃い紫より似合うへ繋がったかと思います。


Mさま REPORT


ともかく、ガチガチにストレート素材一つだけで
きれいに覆ってしまうと、特に肩周りが「つるん」「のっぺり」した
印象になる感じです。
今の所、感覚としか言いようがありませんが(・_・;

この「のっぺり」感を払拭する為に、ストール垂らすだけ作戦は
よくやっています。でも、ストールの素材はやっぱりストレートの
素材である方が落ち着きます。
完全にナチュラルの荒い素材に
すると、何と言うか、負ける感じがします。


山崎 COMMENT


肩回りの「のっぺり感」

アイテムの肩回りの造りが立体的であることで
結構解消したりします。

平面的な造りだと、ツッパってしまいそこがのっぺり感に
繋がったりします。



Mさま REPORT


3.「豊かさ」の新解釈

ストレートさんは素材の豊かさが必要。
ゴージャスリッチストレートには色の豊かさも必要、
に加えて今回更に新解釈をプラスします。笑




色と素材の豊かさだけでなく、生地そのものの豊かさ、
引いては生地の分量も必要!と言う事です。

画像での比較で「伸縮性のある生地に身体を押し込む」より、
「ゆったりした分量のある生地の中で身体を泳がせる」方が
幾分マシなように思いました。
私のように体格の良い(骨太?)ストレートには、ウェーブに寄るより、
ナチュラルに寄った方が良いのかも知れません。

ベストなのは、きちんと分量のあるストレート生地の中に
きちんと身体を納める。次点が落ち感のあるナチュラル寄り生地に
身体を泳がせる、ではないかと。
その場合は前述したようにストレート的着こなしが必須ですよね。

ナチュラル的にならなくても、例えば、分量を使った生地で
きれいに作ったドレープなら合うと思います。
ギャザーでも、フリルでもなく、ドレープ。
以前のテスト用のDVFのワンピースのような。(一度は着てみたい…)






山崎 COMMENT

「ゴ-ジャスリッチストレ-ト」のMさま
やはり一番の苦手は 薄さからくる貧相感と薄さが拾う肉感。

であれば、ウェーブが一番苦手
ストレートから外すならナチュラル>ウェーブ
仰る通りかと思います。




比較用写真を撮ってから一週間くらい寝かせながら、
色々考えたのですが、やっぱりストレートですね~。
ナチュラル的に着ても、そこはかとなく漂うきちんと感。
嫌いじゃないです。
現実的な着地点はきちんと綺麗目カジュアルになるのでしょうか。

制服のある職業柄、仕事用の服は必要ないので、
診断の時の最後にもお伝えした通り似合わなくなるまでは
ナチュラル偽装で行こうと思います。
ストレート的着こなしの方は「何かつまんない…」顔してますよね。笑
ここまで来るともう、骨格診断の範疇を超えて、
その人のパーソナリティをどう服で表現するか、と言うところですよね。

でも、ナチュラル偽装が通用する体格で良かったです。
私の身体の中のナチュラル要素は
・骨の大きさ
・前腕、膝下の筋感
・手足の大きさ(この身長にしては)
・正面から見た時ののっぺり感

ストレート要素は
・質感
・横から見たら厚みがある
・筋肉の付きやすさ(骨<筋肉)
・腰の高さ
・膝下のラインのきれいさ

…と思っています。他にもあったら教えて下さい。
あと大転子は割としっかりしている方だと思うのですが、
それより大腿前面のハリ感が勝って

いる…という解釈あっていますか?

であれば、腰で落としてナチュラル系のスカートを履いて、
大腿の張り感をカバーしつつ膝を隠して(長さ出して)、
ボリュームのある靴を持ってくる、
ナチュラル偽装行けそうです。( *
^皿^)

例のあのスエードの革ライダースも、下半分にナチュラル素材や
重みのある靴を持っていけば落ち着きそうです。
H&Mのセールでお得に買えた物なので、失敗覚悟で
ナチュラル偽装チャレンジしていきますね

H&Mのベーシックラインはストレート向け結構あったと思います。
でも素材はForever21のような、ハリ感の少ない薄い素材
という印象です。体型に難のない(=骨太ではない)方や、
若い方
であれば大丈夫そうな気がします。
いつか検証して頂けると嬉しいです。

山崎 COMMENT

解釈大丈夫でらっしゃいます

プチプラブランドについて
素材感薄くてMさまには難しい=H&M、Forever21
素材感ハリあるものがある=ZARA
形はどこも平面的かと思います。



他、いただいたお写真へのコメント






ストレートとしての理想スタイルは右ですが
左でも幅広感がおありでないのでお召いただいても。


右へ向かうほどストレート


カシュク-ル




左から順によりスタイルアップなスタイルになられますが
ネックラインを空ける、膝上丈であれば
お召いただいても大丈夫かと思います。



長々と書き綴ってしまってごめんなさい。
診断の時も楽しかったですし、今もこれから
何を着ようかワクワクしてもいます。
それでは、真理子先生、美絵さん、本当にお世話になりました。




こちらこそ、楽しい時間を
ありがとうございました。

Mさまのワクワク、これからも応援しております。