「育児は期間限定のプロジェクトX」 | こころの万華鏡   星野 光

こころの万華鏡   星野 光

内なる光を呼び起こすイメージアーティスト

今日はお昼頃、友人宅にむかう途中

ものすごい雨に降られて濡れました。


梅雨とはいえ、最近集中豪雨的な雨が

京都でも多くて。いやはや。


先日、講演会いってきました。

子育てに関して、いろんな視点からとらえた

ほうがいいのではと感じていたので。


「パパもママも一緒に育児がしたい!」

NPO法人ファザーリングジャパン代表の

安藤哲也氏のお話。


実際に、三人目のお子さんの育児に

かかわってきた経験と、

ビジネスで培われてきた複眼的な思考から


根拠となるグラフ、データを交えつつ、

社会的な状況のお話や、

いろんな観点から、なぜ男性の育児参加が

必要かということを、笑いを交えてのお話でした。


いやあ、ネーミングというか、名づけ方がうまい!!


「育児は、期間限定の

 プロジェクトXだ!」とか

「育児休業じゃなくて、育児就業だ」とか。


共働きしないと家計はやっていけないと

いう現状あるのに、


男性の意識や価値観は、親の世代のまま。


「男性の頭の中のOSを

入れ替えることが必要。」


たとえば

「家は休むところでなく、働くところ 」だたっり

(傍の人、妻を楽にするところ)


今や、0才から3才のお子さんをもつ

シングルマザーが増えてるとか。


名づけて、シャットダウン離婚。

子ども生まれても、こんな夫では

やっていけないとなると、強制終了。


親世代だって、がまんを重ねて

夫が退職後の熟年離婚が増えてるとか。


ここからは私の考え


これも、シャットダウンまでの期間が長かっただけで、

それ以前に、夫婦の回路が切れてるのを、

夫が気づいてないだけなのかも。


中高年のカップルをレストランで見ていて、

会話がないのは夫婦で、

会話が弾んでいるカップルっ不倫?みたいな。


恋愛、会社、親子の分野では、

コミュニケーションのことがいろいろ

取り上げられているのに、


夫婦のコミュニケーションをよくするための

工夫とか、学びってほとんどない。

話しあうってことすら、ほとんどしてない。

これっておかしいよね。


無意識に自分の親のありようをまねていたり。

離婚にいたるまでに、工夫すること

あるんじゃないのかな。



NPO法人ファザーリングジャパンでは

5回、7回の連続講座の中で、

男性のOSを変えたり、

本音を言い合う、ピア・カウンセリング男性版

先輩男性から、男性に語る場をとおして

夫の意識や家庭での行動が変わると、

けっこう二人目ができちゃったというケース

多いんだそう。


そりゃそうよ。子ども産んだ後でも、

この人とならやっていけそうって思うと

女性は安心して妊娠、出産できるからね。


いろいろ考えさせられること多い内容でした。


NPO法人ファザーリングジャパン

http://www.fathering.jp/



「パパルール」安藤哲也+小崎恭弘氏

         合同出版