 在来種の種をつなぐ
在来種の種をつなぐ

 この度、私の志事として「私もシードバンク」宣言をしました
この度、私の志事として「私もシードバンク」宣言をしました
私は、「シードおじさん」「かずちゃん」こと「鈴木一正さん」から受け継いだ種を大事に繋ぎ続けています。
かずちゃんは、静岡県富士宮市で自然農を営みながら、シードバンクを自ら立ち上げ、海外の方たちとも協力し合って、在来種の種を守る活動の中心となっている方です。
どうしてこの活動に協力したいと思ったかというと!
私は、今から7年前、瞑想のコースでかずちゃんの奥様明子さんに出会いました。
その時、ご主人と自然農をしているというお話を伺って嬉しくなり、意気投合。
それから親しくさせていただいています。
お二人で建てた素敵なログハウスにお邪魔して、美味しいご飯をご馳走になり、
シードバンクの畑に案内していただき、その土に触れたとき、
以前に訪れた茨城県○○農園さんの記憶が甦りました
そこいらじゅうにミニトマトがなっていて、踏まずに歩くのが大変でした
おかしな表現かもしれないけれど、緑の野菜たちが楽しそうでした
そんな素敵な畑を見て、私もやってみたいという気持ちが、またふつふつと湧きあがったのです。
そしてある時、かずちゃんから「日本の種が危ない!」という話を聞きました。
何やら種をめぐって、私たちが知らない裏側で色々なことが決められているそうな…
遺伝子組み換え、F1種、モンサント、種子法改正などはよく聞くけれど、
他にも複雑な操作、研究、法律改正が進んでいるとか…
この「種」の問題は、環境と同じくらいか、もしくはそれ以上に私たちの命にかかわる大切なことです。
まさに「無関心でいられても、無関係ではいられない!」
そこで、先ずは菊芋とマッツワイルドチェリートマトから自然農を始めました。
菊芋は、とにかく植えてしまえば勝手に増えるので、失敗は有り得ない
マッツワイルドチェリートマトの種と向き合った時、こんなに小さなところから本当に育つのか?と
不安だったけれど、何とか芽を出し、あまり大きくはならなかったけれど、実を実らせてくれました。
本当に嬉しかったし、ありがたかった
在来種の種の生命力に感動しました
私ができたのだから誰でもできる と自信をもって言えます。
と自信をもって言えます。
しかしながら
生活がかかっている農家さんたちは、分かっていてもどうしようもないこともあるでしょう。
だから、気づいた私たち一般人が、できることを少しずつ始めることが大切なのではないか、と思いました。
ただ、こんな風に難しくとらえていると重荷に感じてしまいがち。
そうでなく、自分で育てた安心安全なお野菜を食べられて、
そして、それが未来への良き橋渡しになるなら、なお嬉しいこと!
そんな気軽な気持ちで続けていけたらいいなぁと思っています。
そこで私たちは、かずちゃんや経験者のアドバイスを聞きながらグループで活動を始めました。
南は九州から北は東北まで日本各地からzoomで集まりました。
種のお話を聞いたり、種から野菜を育てるための準備や注意点、心のあり方までも教えていただきました。
そして、種まきから野菜を育て、自分で種を取り、次の年はその種をまいて繋いでいこうということです。
参加者の中には、マンションのベランダでプランターで育てている人もいますし、庭の片隅で始めた人もいます。
マンションの高層階や日当たりの悪い住宅など、植物たちにとって厳しい環境では上手くいかないこともありますが、
近年の異常気象を乗り越えて、結構な確率で種採りに成功しています。
素人の私たちにもできるのです!
植物たちは環境を整えてあげると必ず答えてくれます。
私たちの愛が伝わっていることも感じられます。
種から育てたお野菜たちへの愛しさは言葉にできません。
芽が出たときの感動! 最初の一粒を口にした時の感動!
小さな小さなたった一つの種から育つ様子は、とにかく感動でしかありません。
この喜びをたくさんの方々と分かち合いたいです。
喜びばかりではありません。
時には、大自然の前で人間の無力さにうなだれたり、自分のエゴに気づいて落胆したり…
私たちは、もっと謙虚であらなければならないと反省させられます。
だからこそ大地や宇宙への感謝を、生かされていることの感謝を感じるのです。
植物たちや小さな生き物たちは、たくさんの素晴らしいことを教えてくれます。
今年は、かずちゃんには影のアドバイザーとなっていただき、私たちだけで繋いでいきたいと思っています。
初心者 大歓迎です。誰でも最初は初心者です。心配ありません。
みんなでワイワイ楽しく、励まし合いながら種を繋いでいきませんか。
できればお子さんたちも一緒に活動出来たら素敵ですね!
未来を担う子供たちへ、美しく豊かな地球をつないでいきましょう!
共に活動してくださる方には、種を差し上げますのでご連絡ください。
お問い合わせボタンから、どうぞよろしくお願いいたします。
