明けましておめでとうございます。

カラーリスト 諸泉 和美です。


お正月いかがお過ごしですか?

みなさまにとって、幸多き一年になりますように

今年もどうぞよろしくお願いいたします。



お正月恒例の箱根駅伝が始まりました!

先日行った東京駅には、こんなポスターが。



こうやって、襷の色が並ぶと、色とりどり、華やかですね♪



そして、新聞の一面。しつこい(笑)?




1本の襷に思いを乗せて、走って繋げて。

思いがけないハプニングに、
繰り上げスタートやら、

色々なドラマが生まれ・・・
毎年、涙腺がウルウルしてしまいます(笑)

今年はどんな展開になるでしょうか?
テレビにかじりついてます(笑)

駅伝とかマラソン中継、
ついつい見入っちゃいます。

ところで、
出場大学の「ユニフォームの色や襷の色」って、
なんでこの色なんだろう?と気になりませんか?



スクールカラーか学校の体育会のシンボルカラーが、
ユニフォームや襷の色のベースになっていることが多いようです。

実業団になると、コーポレートカラーの色が使われてることが多いです。


私は、中学校の時、陸上部に所属しており、
ユニフォームの色は、
「他の学校とはかぶらない色!」と、
先生が決め、

男性は、黄色
女性は、黄緑色
でした。

今も昔も、ユニフォームの色は、
「青」「紺」や「赤」が多いですが、

かぶらなくて目立つ!という意味では、

確かに、目立ってました(笑)


順位や位置を確認する時には、
無意識に「ユニフォームの色」で探している方も多いのでは?



人間の五感の中で、さまざまな情報を認識してますが、

その中でも視覚から多くの情報を得てます。

視覚情報は、80%以上で「色」の情報を多く受けてます。



沿道で応援されている方も、きっと無意識に色を見ていると思います。


そして、テレビを見ていると、
アナウンサーは、襷の色を色名で伝えています!

早稲田大学・・・臙脂色

駒澤大学・・・藤色

明治大学・・・紫紺

東洋大学・・・鉄紺

日本大学・・・桜色

などのように、色名を使って、色の違いを表現しています。



また、ユニフォームの色では、色のイメージから、色を伝えてます!

帝京大学・・・上下赤のユニフォームからファイアーレッド
闘志みなぎる、赤の持つイメージが伝わってきます。

青山学院大学・・・スクールカラーは、濃緑(ダークグリーン)、
青緑(ターコイズブルー)ですが、
フレッシュグリーン

大東文化大学・・・ライトグリーン

東海大学・・・スカイブルー

山梨学院大学・・・プルシアンブルー

神奈川大学・・・プラウドブルー
 
*なお、ウィキペディアによると、
神奈川大学に限っては、もともとスクールカラーは、
明治大学と同じ「紫紺」でしたが、
箱根駅伝での実況で「プラウドブルー」と連呼されたため、
大学公式サイトでも「プラウドブルー」を表記されるようになったそうです。


同じ青系でも、どのように色を区別して伝えるか?

色を見て、人それぞれ感じ方が違うため、

表現方法など、色を言葉で伝えることは、

難しいところでもありますが、

勉強になります♪


スポーツ観戦の際は、ユニフォームの『配色』に注目して、
違った目線で見てみるのも、面白いですね♪

私は、足元、
スパイクにも目がいっちゃいます(笑)
個性が出てますよね(^_-)

今年は、どの大学が優勝になるのでしょうか?