こんにちは。

カラーリスト 諸泉 和美です。

先日、パーソナルカラーと関わる、対比現象のお話しをしました♪

「対比」とは・・
本来の見えている色から、色みがずれて見えることです。




今回は、「明度対比」のお話しです!


またまた、下のカラーカードで比較してみましょう!

中央のグレーの色は、同じ「グレー」ですが、

違う色みに見えませんか?





◎白に囲まれたグレーは、「暗く」見え、

◎黒に囲まれたグレーは、「明るく」見えます。



グレーを、ご自身の顔色と思って下さいね♪

これを見ると、黒を着たら、顔色が明るく見えるんだー!と思って着てしまうと、

パーソナルカラーでは、

黒を着ることで、顔に影が出てしまい、老けて見える・・ことがあるんです。


逆に、白は膨張色だし、太って見えるから、

黒で引き締めたい!・・と思ってしまいますが、

黒の心理的効果からは、黒は、見た目に、重く感じる色なので、

体重が重そう・・と感じられているってこともあります。


また、白に囲まれた、グレーは暗く見えてますが、

撮影などで使われる、レフ板効果があるように、

白が反射して、顔色を明るく見せることはできます♪

だた、

白が、顔色を青白くみせ、顔色が悪く見えるタイプの方もいるので、
注意が必要な時もあります。



色彩学上での現象ですが、

このように、

私たちの顔と洋服の関係では、

肌色以外に、顔立ちの凹凸が加わり、肌の質感が加わり、さらに肌の色むらもあるため、

これらが複雑に交じり合って影響しているため、

カラーリストは、それを見極めながら、複雑な診断をしています。


どちらが似合うかは人それぞれです音譜



無彩色どうしの組み合わせを紹介しましたが、

明度対比は、有彩色どうしでも、明度差があれば生じます。



机上の理論が通用しないこともパーソナルカラーの難しさの一つでもあり、

時に、マニアックすぎることもありますが(笑)、

カラーって、奥深いんです(^_-)



ウインタータイプの方は、白・黒は、得意の色なのですが、

その他の、スプリングタイプ、サマータイプ、オータムタイプの方は、

「白」と「黒」は、ちょっと、色みを加えたものや、素材感で工夫するとGOODです♪


私は、黒も好きな色ですが、
タイプ的に、暗い色が、顔に影が出て、表情が硬く見える・・ことから、
素材感や、アクセサリーをしたり、ストールを顔回りにもってきて着てますワンピース


各パーソナルカラータイプの「白」をご紹介すると♪





◎スプリングタイプチューリップ赤・・真っ白にほんの少し黄色をいれたようなクリーミーな白
               ミルクホワイト

 
◎サマータイプあじさい・・灰みを帯びた白牡蠣の身のオイスターや
              純白ではなく、ほんの少しだけグレーが入ったような白。フロスティホワイト
         

◎オータムタイプもみじ・・黄みがかったバニラホワイト

            
◎ウインタータイプクリスマスツリー・・純白、スノーホワイト ※真っ白の方が引き立ちます!


ウエディングドレス選びには、とても参考になりますよ~ひらめき電球               

白は白でも、使い方次第で、色を上手く使うと、
オシャレの幅が広がりますね♪

冬のファッションは、暗い色が多くなりますが、
似合う白を取り入れると、グンとオシャレ度アップです!(^^)!