こんにちは。

カラーリスト諸泉 和美です。


立冬が過ぎ、朝晩、冷え込むようになりましたね。

茶道の世界では、風炉から炉の窯にかわり、冬支度です。

10月中旬、京都に用事があり行ってきました♪
紅葉もみじは、まだでしたが(-_-;)

用事が1日で終わったので、
翌日、朝イチから、観光へ。

今年のJR東海のCMに使われている、「源光庵」へ。
「迷いの窓」と「悟りの窓」を見てきました。

拝観開始と同時に行ったので、人もいなく、ゆっくり見ることが出来ました!(^^)!




そして、「大徳寺」から「高桐院」へ。
ちょうど、特別拝観時期でもあったため、大覚寺周辺に点在する、
総見院」「興臨院」「黄梅院」を拝観。

庭園に、茶室、本堂の方丈建築を見て・・

そこで、出会ってしまいました・・

ガイドさんの話を聞きながら、方丈の部屋のふすまを見ると、

何ともいえない、薄暗いお部屋で、
暗い海の中に、光があたると、グレーに見えるけど、
深~いブルーとも、グリーンとも言える色が広がり、
背筋がピンとのびるような、厳かな雰囲気

ガイドさんから、このふすまの色は、「利休鼠」ですよ・・と。

もしかして、そうなのかな?と思ってましたが、
その言葉を聞き、ニヤリとしてしまった自分がいました(笑)


利休鼠・・緑ががった灰色

江戸時代は火事が多く、「灰」と言う言葉は嫌われており、
その代わりに「鼠」を用いるようになったと言われてます。

利休鼠もその一つ。

利休好みの色であった、緑みが抹茶に通じる・・など
色名の由来は諸説ありますが、

この色を、どうやって配色するか?想像をかきたてる色です♪

【利休鼠】



この「緑ががった灰色」が似合うパーソナルカラーのタイプだと、
オータム」のタイプの方。

グレーにちょっと黄色のインクを少し足した、
暗めのグレー、チャコールグレーとかを着ると、
顔立ちが引き立ち、ぐっとおしゃれに見えます♪

アンチエイジング効果のある「ピンク」を合わせるなら、
サーモンピンクで、やわらかい感じで(^^)





秋は、緑から、黄色、赤色にかわり、枯れて茶色になる、
自然界の色をたくさん目にすることができます。

クリスマスカラーも出てきましたが、
もうしばらく、秋を楽しみたいですね♪