過去を振り返って棚卸しすると本来の自分が見えてくる | M-COLOR

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イメージコンサルタント 上田雅代 です。    



  



今日はカラーコーディネーター

検定試験の日。




先月まで担当していたデザイン専門学校の

学生達も受験しているはずです。






私は検定に向けての特別講師

部外講師として教えていたので

お役御免になった時点では

学生達にアドバイスすることができません。






授業を通じて、私のできる限りの

様々なアドバイスをしてきたつもりですが

できることなら、試験ギリギリまで

学生達の応援したかったですね。






私は昔、教師を目指していました。






一応、大学では中学と高校の

社会科教諭免許を取得しましたが

結局、教師という職に一度も就くことなく

現在に至っています。






教師を目指した理由

人の世話をしたり、サポートすることが

好きだったことと

亡くなったにこう言われたことが

大きかったと記憶しています。






「女が結婚して、子どもを育てながら

世間にとやかく言われず

胸を張って続けて行ける職業は

教師が一番いい」






まぁ、まだまだ女性は結婚したら

仕事は辞めて、家庭に入るというのが

基本的には普通と言われる時代でしたし

昭和6年生まれの亡くなった母は

かなり偏った考え方をする人で

自分が生きてきた中で見聞きし感じたことを

良かれと思って娘にアドバイスしてやった

ということなのでしょう。






ただ、偏った考え方をする母と 

相性は私が成長するにしたがって

溝ができ始め、どんどん悪くなっていき

その母が勧める教師になることにも

違和感を持つようになり

そのうち興味も薄らいでいきました。






教育実習でも教師という職業に

ますます興味が無くなるような話を

現場の先輩達から聞かされたりして

教員試験の勉強もすることもなく

とりあえず試験は受け、試験に落ちることで

私には教師になる能力がないと

自分にも、母にも思い込ませたのでした。






今、思うと母のことも教育実習のことも

全てはていのいい言い訳です。






人のせいにしたかっただけの話です。






学生時代、自分ときちんと向き合って

自分のことをもっとしっかり理解する

努力をしていれば

本当に自分のやりたいこと

明確になっていたかもしれません。






過去を振り返ったところで

やり直すことはできませんが

その時にはできなかった自分を俯瞰して

客観的に考えることはできます。






過去を振り返り棚卸しすることで

自分のやりたいこと、興味のあること

得意なこと、向いてることが現在にまで

繋がっていることに気づくことができます。






何を大切にしたいと思っているのか

何が自分には重要不可欠なことなのか。






自分が歩んできた過去が教えてくれます。






過去は振り返るな!!

未来を見据えろ!!

でも、未来の自分は過去の自分から 

繋がっています。






私は教師という職にはつきませんでしたが

人の世話をしたり、人をサポートしたり

人を喜ばせることが今も好きです。

 




結局、知らず知らずのうちに

それができる仕事を求めてやってます。






過去の自分が好きじゃない人も

振り返って棚卸ししてみると

過去の自分が愛おしくなるかもしれません。






むやみやたらと自己肯定するよりも

なぜ自分を否定してしまうのか

その理由は何だったのかを理解するほうが

純粋に自分を好きになれるはずですから。









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