カラーコンサルタントの三浦まゆみです。
建材メーカー、大建工業株式会社さんの会報誌に
インテリアカラーコラムを書かせていただいています。
2017年1月は「高齢者が安全に暮らすための色」について書きましたので、ご覧ください。
歳をとったから、地味な色や落ち着いた色ばかりをまわりに置いたり、
洋服に着たりすると、落ち着くけれど、刺激がなくて元気が出てこなくなることもあります。
「歳をとったからピンクは恥ずかしい気がする…」
「派手な色はまわりから変だと思われそうで気が引ける…」
といった高齢者の方の声を聞くこともありますが、気にせず、自分の好きな色、
気分が盛り上がる色のインテリアやファッションを楽しんでほしいです
以前、区の施設の方とお話する機会があったのですが、
今は介護されない高齢者になってほしいと、
「介護予防の教室」の開催に力を入れているそうです。
介護されてからではなく、介護を予防する活動って大事ですよね。
教室のプログラムの中には、ヨガや体操など、体を動かすものも多いのですが。
夏の暑い時期は体力を使わないプログラムもほしいんですって。
区の職員さんのアイデアが面白くて、電話でお話が弾んだ記憶があります。
●収納整理術でお部屋を片付けて快適にしてほしいんです。
→ 住む環境がいいと人の心も体も健やかにしますよね。
日々、過ごす空間の影響って意外に大きいので大事です。
●洋服選びに気を遣うことで、外出するモチベーションを持ってほしいと思ってます。
高齢者になると家に引きこもってしまう方も多いので。
→ 確かに、オシャレしたら出かけたくなりますよね!
身だしなみが整うと、気持ちもシャンとしますしね^^
といった話から、ぜひインテリアやファッションに関わるカラーの講座もやってほしい!
というご要望をいただいたことがありました。
高齢者の方にこそ、もっともっと色で元気になっていただきたいですね。
カラーリストが高齢化社会の今、できること。
いろいろあると思っています。
また今後、高齢者向けのカラーのお話も発信していきますね!
★次回、2017年2月号は「お部屋に合わせた色選び~リビングルーム編~」の
コラムを執筆予定です。次号もお楽しみに♪
★過去のインテリアカラーコラム記事はこちら