カラーコンサルタントの三浦まゆみです。
先日、ご縁があって制作協力させていただいた、
色彩検定の参考書&問題集が発売しました(^^)
株式会社ウイリングのNさま、お世話になりまして、どうもありがとうございました!!
「必ず合格! 色彩検定 公式テキスト解説&問題集」
色彩検定3級対応・2016年度版
Amazonで購入できます。ページはこちら。
最近は、色彩検定を独学で受験する方も多いので、
今日は、その「合格の秘訣」の1つをご紹介します。
*今日の記事はこんな内容です。
〇色彩検定とは?取得のメリットは?
〇独学で合格するには、テキストと〇〇の購入が必須!
〇ストレート合格したいなら、暗記より〇〇を!
〇合格につながる、よい問題集の見つけ方
〇短期集中で、カラーの知識・スキルをアップする秘訣
..............................
〇色彩検定とは?取得のメリットは?
色彩検定とは、色彩検定協会が主催する、
カラーの基礎から応用までの知識が学べる検定です。
3、2、1級があり、1級は、1次と2次に分かれ、2次試験は実技があります。
(実技はカラーカードを条件に合わせて選び、切り貼りする問題です)
色の資格としては20年以上前からの一番古くからある検定で、
文部科学省後援の資格となっています。
こちらが3級のテキストです。
色の資格取得のメリットとしては、やはり一番は学んだ証が残ることです。
文部科学省後援の資格なので、きちんと履歴書にも書けます。
色のプロになるのであれば、やはり1級までの取得をお勧めします。
たとえ、テキストのすべての内容を現場で使わないにしても、
色に関わる業界のことや、色の見えるしくみ(光や眼のことを含め)を
きちんと正しく理解することで、提案するカラーの根拠が明確に話せます。
また、色が関わる専門職の方には、最低2級までの取得をお勧めします。
3、2級を学ぶと、美しい配色をつくるための色選びのルールが全て学べるからです。
例えば、フラワーデザイナーさん、インテリアコーディネーターさん、
ファッションアドバイザーさん、などといった職業の方です。
〇独学で合格するには、テキストと〇〇の購入が必須!
最近は、独学で検定を受験する方も増えています。
その方に最初に用意するものとして、私はこちらの2つをお勧めしています。
①色彩検定公式テキスト
上記で写真を載せたものです。これは必須です。
この色彩検定は、公式テキストの文章がそのまま抜き出されて出題されたり、
公式テキストに掲載されている図や写真がそのまま出されることが多いからです。
よく、市販の参考書だけで学ぼうとされる方がいらっしゃいますが、
公式テキストとは違う言い回しをしていたり、全く同じ写真の掲載はできないので、
まずは公式テキストをしっかり読み込んでおくことが大切です。
②色彩検定の過去問題集
毎年、発行されている過去問題集は必須です。
色彩検定の問題は、テキストそのままの文章も出題されはしますが、
そこまでストレートな問題が出題されることは稀です。
どちらかというと、車の教習所の問題のように、
テキスト通りではない、ちょっとひねった問題も多く出題されます。
ですので、まずは過去問題集で、出題傾向をしっかり確認し、
こういうひねり方がされているのか、テキストのこんな表まで出題されているんだ、
などと分析してから勉強を始めた方がよいのです。
その方が、覚えるポイントがわかって、かえって効率よく学べます。
〇ストレート合格したいなら、暗記より〇〇を!
ストレート合格の秘訣とは?
それは、ひたすら公式テキストを読んで暗記するよりも、
ある程度、内容やキーワードを確認したら、たくさん問題を解くことが大事です。
先ほども書きましたが、この色彩検定の問題は、
テキスト通りにストレートな問題が出題されるわけではありません。
ですので、テキストを読んで覚えたつもりでいても、
いざ問題を解いてみたら解けなかった、ということは多々あるのです。
また、逆に単元によっては(特にファッションやインテリアの部分など)、
割とストレートにテキスト通りの問題が出題されているケースもあります。
ガリガリと暗記しなくても解ける問題もあるということです。
自分自身の学習レベルを把握するためにも、
ある程度、テキストに目を通したら、問題を解き始めましょう。
その方が、無駄な勉強をせず、合格までの最短距離を進むことができます。
〇合格につながる、よい問題集の見つけ方
合格への近道は、やはりよい教材との出会いも大切です。
今回、制作協力をさせていただいた参考書&問題集、
「必ず合格! 色彩検定 公式テキスト解説&問題集」は、
担当されているNさんが、色彩検定1級まで取得されています。
ですので、正しい色彩の知識を持ち、ご自身の受験体験も踏まえて
編集されているので、非常に実践的です。
私がこの書籍が素晴らしいと思ったところは、
各単元ごとの問題があることはもちろん、最後に模擬問題が用意されていること。
やはり、試験は時間制限があるので、最後に時間を計って、
総合問題を解いてみる機会をつくることが大切です。
「個々の問題をじっくり考えれば、解けていてたので大丈夫かと思ったら、
実際の試験時間内で解こうと思ったら間に合わなかった!」
という受験者の声も、けっこうお聞きします。
特に試験が久しぶりで、試験慣れしていない方は、
必ず時間を計って模擬問題を解いてみてください。
また、今回の問題集は、解説もわかりやすいのが特徴です。
例えば、穴埋め問題の解答について。
通常は、穴に埋めるキーワードだけが書かれているケースが多いのですが、
こちらの解説には、文章そのものが書かれており、
赤字で穴埋めキーワードを示してあります。
つまり、解説だけ読んでも、その単元の復習ができてしまうわけです。
細かな話ですが、勉強している際に、
あちこちのページを開くのは、意外にストレスがあり、非効率なので、
こうした細かな工夫に、読者に合格してほしい!という編集者のこだわりを感じます。
〇短期集中で、カラーの知識・スキルをアップする秘訣
「本を読んだことはあるけれど、色の知識は頭に入っていません…」
という声もよく聞きます。
短期集中で、学びたい内容をきちんと頭の中にインプットしたいなら、
私は資格取得をお勧めします。
やはり、「試験を受ける。合格したい。」という強い想いと、
「試験日が設定される」という、締切が決まるというのは、
人が動くきっかけとして、非常に重要です。
何事もそうですが、本当に得たいと思ったら、しっかりゴール設定をすることです。
そのために、資格取得、というのは、とてもよい機会になると思います。
資格を取った結果は、学んだ公的な証が残りますし、
なにより、学ぶ過程で、なんとなく学ぶよりもしっかりとした知識が身に付きます。
〇本日のまとめ
資格取得を目指すことで、カラーのスキルが短期間でしっかりと身に付きます。
カラー資格としては、履歴書にも書ける文部科学省後援の色彩検定がお勧め。
合格の秘訣は、まずは公式テキストと過去問題集の分析。
そして、暗記だけではなく、問題集を解いて、自分の学習レベルをチェックすること。
さらに、総合問題や丁寧な解説が載っている問題集を見つけることも重要です!
次回の色彩検定は、2015年6月。
ご興味のある方は、ぜひ、トライしてみてくださいね!
★色彩検定協会のホームページはこちら
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