自分らしく集客できるオンリーワンカラーリスト養成塾 の卒業生、
カラーリストの大井唯さんが、ブログを書いてくれました。
私も大好きな「ジブリ」映画の色のお話。
映画のキャラクターをより魅力的にするための色使いとは？
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こんにちは。
子育てママ専門カラーアドバイザーの大井唯（おおいゆい）です。
子育てをしていると、様々な気づきがあります。
「色」に関してもそうです。
今回は、娘と映画鑑賞をしている時に、気がついた事をご紹介しますね。
我が家の娘たちは、「魔女の宅急便」が大好きです。
この映画は、「キキ」という魔女の女の子が独り立ちをして、
新しい町で1年間修行をするというジブリの人気アニメです。
３歳の娘は、アニメを見ると同じ格好をしたがります。
なので、映画の途中タンスから「黒いワンピース」を持ってきました。
（やっぱり。）
すると、ソワソワ周りを探し出しました。
猫がほしいようです。
猫は、これで決まり！の様です。
（それ、狛犬ですけど～仕方ない。うちには、黒猫の人形は無いし。）
次に頭をさわって
「ママここ。これ。ないよ。」
「あ～カチューシャね。どれがいい？」
あえて聞いてみました。するとやはり真っ先に選ぶのは
「赤のリボン」です。
（お見事！）
子供にとっても、アニメのキャラクターの印象は色が強いようです。
そういえば、ジブリの作品に出てくる主人公は、「赤系」を使う事が多いかも！
（最近子供とアニメを見るようになって気がつきました）
「崖の上のポニョ」「アリエッティー」「耳をすませば」「千と千尋」
「となりのトトロのめいちゃんのワンピース」「ラピュタ」「ハイジ」・・・。
確かに、結構あります。
赤って、人間が思わず見てしまう色。
そして、印象的な色です。
活発的なイメージ。
心から溢れるエネルギーも感じる事ができる色です。
ジブリ作品は、「心に秘めた強い気持ちをもった女の子が主人公」の場合が多いですよね。
どの主人公も、シンプルなデザインの服ですが、
「赤」を取り入れる事で、キャラクターの持つ性格を
色で上手く表現しているな～。と、思いました。
そして、主人公がとても華やかかつ、印象的な存在に思えます。
「魔女の宅急便」のキキちゃんも、赤いリボンが印象的ですよね。
黒いワンピースに、赤いリボンがあると、なんとなく「キキちゃん」に見えるから不思議です。
長女が、去年連弾コンサートで魔女の宅急便の挿入歌
「ルージュの伝言」を仮装して弾きました。
黒い服に、赤いリボンをつけて歩いているだけで、周りの人から
「今日は、キキちゃんなの？」と言われるくらいでした。
あまり新しい映画ではありませんが、
それだけ 「黒いワンピースに、赤いリボン」は、
映画を見た人の記憶に残る、トレードマークになっていのですね！
「人の記憶に残る色」
現実の世界でも、様々な場面で使えそうですね。