色の教え方のコツ・専門用語を翻訳しよう! | カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

色彩業界歴25年以上のカラーコンサルタントが、カラーコーディネートのプロになる秘訣を教えます!

カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

9月から、「オンリーワンカラーリスト養成塾」という講座を開催していて

「カラーの講師になりたい!」という方に、色の教え方のレクチャーをしています。


「色の楽しさをより多くの人に伝えたい!」

という気持ちで、色の授業に真剣にトライされる生徒さんたち。

そのサポートを、私もするし、養成塾の仲間同士でもアドバイスし合っています。


そんな色彩関係者が集まるときには、私も含めて気をつけなくてはいけないことポイント。

ある程度、色の勉強を長くしている人同士だと、

(講師を目指す人の集まりだから、色彩検定2級とか1級とか持ってる人)

普通に、「色の専門用語」を使ってしまって、

意外に初心者にわからない言葉になっていたりします。

なので、そこをしっかり「翻訳」して伝える必要があるんですよね。

あなたの「強み」を色で引き出す カラーコンサルタントの7つの視点 

例えば。


・ドレープ
 ⇒ カラフルな似合う色診断用の布

・色素 ⇒ 肌、髪、眼の色や質感

・色の三属性 ⇒ 色の特徴を表す3つの要素

・色彩体系 

⇒ 色をあるルールに従って、数値や記号で表したもの。

色の特徴を伝えたり、正確な色を指定したりするときに使う。

・色彩調和論

⇒ どんな色を組み合わせると、美しい調和の取れた配色になるかを研究したもの。


などなど。

ちょっと細かい話かもしれませんが、言葉を聞いた相手が。

「??」

と思った時点で、理解がストップしたり。

場合によっては、

「難しいから、わからないから、もういいや」

と、あきらめられてしまうこともあるので、気をつけた方がいいですね。


「質問してくれればいいのに!」と、思うかもしれませんが。

意外に、初対面だったりすると、質問ってできなかったりしますよね。

「そんなこともわからないの?」と思われたら、誰しもイヤですから!


基本は、小学生でもわかる言葉で。

それが難しければ、せめて中学生がわかる言葉で。


「専門用語の翻訳」は、色をわかりやすく教える1つのコツです。

日頃から、言葉の変換能力を磨いておきましょう(^^)