カラーコンサルタントの三浦まゆみです。
色を学ぼうかな、と思っている方や学生さんからよく聞かれる質問。
「色の検定資格って、取ると役立ちますか?」
この質問の答えは。
「YES」。
でも、本当の意味で役立つ資格にできるかどうかは。
「あなた次第です」
とお答えすることが多いです。
なぜかというと…。
資格って、「取った結果のメリット」と。
「取る過程のメリット」と、両方あると思うからです。
取った結果は、みんな同じ「合格」。
でも、取る過程については、意識しないと、なかなかメリットは生まれません。
①取った結果としては…
⇒ きちんと国や協会や企業のお墨付きがある資格なら、履歴書に書ける。
自分の知識やスキルをアピールできる。
ただし、色の検定は、弁護士、社労士さんなどの資格とは違って。
国家資格までの威力はないので、取ったからといって、即お仕事が舞い込むワケではありません。
でも、ないよりは、あった方が、色に関するお仕事に就きたい場合は有利です。
自分が学んだ証が残るわけなので(^^)
でも、取った結果以上に、私は取る過程が大事だと思います。
②取る過程に置いては…
意外に資格って、がんばって取ったのに活かしきれていないパターンって多いんですよ。
合格したら、テキストは押入れにしまってしまい…
年々、記憶が薄れる一方とか…よく聞く話です(^_^;)
それを防止するために。
資格の勉強を始める前には。
「自分は何のために取得するのか?」
「取得したら、どう使いたいのか?」
を具体的にイメージ&計画してから学ぶことが大切。
さらに、勉強を進めるにあたって、
“「合格」以外の自分なりの目標”を立てると、
その勉強の過程にも意味が出てきて、資格取得の効果が2倍になります。
例えば。
・Webデザインの仕事をしているので、色の勉強は一度しておきたかった。
対外的にも、色の資格があることをアピールできる。
⇒ 勉強中に、自分がつくったWebサイトのカラー分析をしてまとめておこう。
それを、今後の営業ツールにしよう。
とか。
・主婦なので、仕事に活かすとかいう目的じゃないけど。
色って大好きだし、ちょっと面白そうだと思って。
せっかく学ぶなら、資格を取るのも面白いかも、と。
⇒ 勉強中に、学んだ色を活かして、生活の色を選んでみよう。
部屋に飾るお花や、お料理、お弁当の色使いも工夫して、写真に取って残してみよう。
どんな気分で色を選んだかもコメントを書いて!
とか。
資格って、取る過程が、とっても重要だと思います。
さて、あなたは「何の目的」で、色の資格を取ってみようと思っていますか?
学ぶ過程で、自分なりに色を実践して、形に残せるものはありそうですか?
ぜひ、資格の勉強を始める前に考えてみてくださいね(^^)