センスのいいホームページづくりの色 | カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

カラーのプロになる秘訣&ビジネスに役立つ色の使い方

色彩業界歴25年以上のカラーコンサルタントが、カラーコーディネートのプロになる秘訣を教えます!

カラーコンサルタントの三浦まゆみです。

先日、遅めの夏休みで、長野県の蓼科に遊びに行ってきました。

泊まったホテルの部屋には、マリーローランサンの絵が飾ってありました。

優しい絵で、癒やされました。

あなたの「強み」を色で引き出す カラーコンサルタントの7つの視点 

このホテル、マリーローランサンの美術館があったところなんです。

残念ながら現在は閉館してしまっているのですが。

美術館のホームページと作品 はこちら。


マリーローランサンは、19世紀末のパリに生まれ育った女性画家。

描く絵は、グレイッシュな柔らかく落ち着いた色調が特徴。

「淡い色調と簡潔なフォルムによる憂いをたたえた詩的な女性像」


と表現される独自の画風が魅力です。


このマリーローランサンの絵画のような、穏やかなくぐもった色を「中間色」と言います。

絵の具のチューブから出したままの鮮やかな色にグレーを混ぜた色


よく、ホームページの色には、「目立つ」ように原色(鮮やかな色)を使いますが。

あまり原色ばかりだと、妙にギラついてセンスが悪く見える場合があります。

また、あまり原色が多いと目も疲れますし、飽きることも。


原色と中間色の違いは、こんな感じですね。

原色  

中間色 

時には、インパクトのある原色だけではなく、
「落ち着いた大人の色=中間色」を上手に使うと、とてもセンスのいいホームページになります。


例えば、こんな「本物志向」「こだわり」を表現したい場合にもGOODです。

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原色と組み合わせると中間色は、名脇役にもなります。

大人の色、センスのよさを感じさせる中間色
、ぜひ上手に使ってみてくださいね!