カラーコンサルタントの三浦まゆみです。
先日、遅めの夏休みで、長野県の蓼科に遊びに行ってきました。
泊まったホテルの部屋には、マリーローランサンの絵が飾ってありました。
優しい絵で、癒やされました。
このホテル、マリーローランサンの美術館があったところなんです。
残念ながら現在は閉館してしまっているのですが。
美術館のホームページと作品
はこちら。
マリーローランサンは、19世紀末のパリに生まれ育った女性画家。
描く絵は、グレイッシュな柔らかく落ち着いた色調が特徴。
「淡い色調と簡潔なフォルムによる憂いをたたえた詩的な女性像」
と表現される独自の画風が魅力です。
このマリーローランサンの絵画のような、穏やかなくぐもった色を「中間色」と言います。
絵の具のチューブから出したままの鮮やかな色にグレーを混ぜた色。
よく、ホームページの色には、「目立つ」ように原色(鮮やかな色)を使いますが。
あまり原色ばかりだと、妙にギラついてセンスが悪く見える場合があります。
また、あまり原色が多いと目も疲れますし、飽きることも。
原色と中間色の違いは、こんな感じですね。
原色 ●●●●●●
中間色 ●●●●●●
時には、インパクトのある原色だけではなく、「落ち着いた大人の色=中間色」を上手に使うと、とてもセンスのいいホームページになります。
例えば、こんな「本物志向」「こだわり」を表現したい場合にもGOODです。
・湯布院の自然が産んだ究極のプリン
原色と組み合わせると中間色は、名脇役にもなります。
大人の色、センスのよさを感じさせる中間色、ぜひ上手に使ってみてくださいね!